##はじめに
2021/11/30のアップデートでOCIモバイルアプリにてリソースの管理操作範囲が拡大されたようです。
今回のアップデートで追加されたリソースの起動操作を勉強がてら試してみました。
※今回はCompute Instanceの起動操作をモバイルアプリ経由で実行します
ちなみにサービスアップデート前は参照専用だったらしく、作成/削除/起動/停止等の操作ができなかったらしいです。
個人的にはすごく便利なアップデートじゃないかと感じています。
Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2021/9~2021/11より抜粋
##前提
・起動を実行するComputeはあらかじめ東京リージョンに構築済みです
・モバイル・アプリケーションのインストール、実行は自己責任でお願いします
##インストール
何はともあれモバイル・アプリケーションのインストールを実施しました。
今回はIOS版でインストールしています。
Google Play StoreかApple App Storeで、"Oracle Cloud Infrastructure"と検索するとトップ表示されます。
※このアプリケーションは、次のオペレーティング・システムでサポートされています(2022/1/13時点)
Android 8以降のバージョン
iOS 11以降のバージョン
問題なく認証されるとアプリ版の管理画面が表示されます
Computeの起動を実施したいので"パネルアイコンのCompute" or 画面下部の"Resources"をタップ
※今回は"Resources"をクリックしています
Resources画面に切り替わるので、"Instanses"をクリック
※この画面でリージョンを東京に変更しています。
アプリ版のインスタンス管理画面に遷移
一覧の場合はインスタンス名とステータスアイコンが表示されます。
任意のインスタンスをタップすると下記の画面に遷移します。
今回は起動実施したいので"Start"アイコンをクリック
同時にWebコンソールでも実行中になっていることを確認しました。
##最後に
実際に試してみた感想としては非常にシンプルでわかりやすいUIで、躓くところもありませんでした。
今回のアップデートで、従来のサービスの参照だけでなく起動/停止などの操作もできるようになったのは非常に良いアップデートだと思いました。
さらにサービス拡大していってほしいと個人的には感じました。
##参考資料
モバイル・アプリケーションのマニュアル
Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2021/9~2021/11
Oracle Cloud Infrastructure 新機能ハイライト - 2021/12/01
リリースノート