【注意】npm uninstall時に考えなければいけないこと

はじめに

package.jsonのあるライブラリのバージョンを上げたいなというプロジェクトがありまして。

古いバージョンのものを下げるにはどうすればいいんだろうなと思い、調べたことを簡潔にまとめておきます。

package.jsonのバージョンをあげるやり方

こちらの方の記述がとてもわかりやすかったです。

問題

単純にパッケージマネージャーツールのnpmを用いて、uninstallすれば良いと思っていましたが、

アンインストールするパッケージはどこに当てはまるのかを考える必要がありました。

考えるべきこと

アンインストールするべきパッケージは大きく分けて3つ。

1. 通常のパッケージ
2. グローバルにインストールされたパッケージ
3. 開発環境のみで使うパッケージ

通常のパッケージをアンインストールする場合

これはpackage.jsonのdependenciesに指定されたものです。

package.json

{
    "dependencies": {
    // ここに記述されているものが通常のパッケージ
        "express": "4.71"
    }
}

手法

$ npm uninstall package-name

具体例

これが
　

コマンドを打つと

　

開発環境のみで使うパッケージをアンインストールする場合

これはpackage.jsonのdevDependenciesに指定されたものです。

package.json

{
    "devDependencies": {
    // ここに記述されているものが開発環境のみで使うパッケージ
        "nodeman": "2.0.15"
    }
}

手法

消すには、-Dか--save-devを加えてuninstall

$ npm uninstall -D package-name
$ npm uninstall --save-dev package-name

具体例

これが

コマンドを打つと

グローバルにインストールされたパッケージをアンインストール

みなさんのPC上にグローバルにインストールされたパッケージです。
そのため、プロジェクトに毎回インストールする必要がありません。

手法

$ npm uninstall -g package-name

具体例

これが

コマンドを打つと

おわりに

uninstallすればいいんでしょと思ってもちゃんと言語化しないと何がアンインストの対象かわからないなと思いました。

冷静に対象を分析したいですね。

参考