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LPIC101-基本的なファイル管理に出るコマンド由来まとめ

Last updated at Posted at 2023-04-07

cpio

由来

"copy input/output"を意味します。コマンド名は、ファイルのコピーとアーカイブの作成および管理を行うという概念から来ています。

機能

ファイルをアーカイブや解凍することができます。

オプション

オプション 由来 機能
-o output コピー元のファイルをアーカイブにコピーしてアーカイブを作成
-i input アーカイブファイルから指定されたファイルをコピーして解凍する

cp

由来

"copy"を意味し、ファイルやディレクトリをコピーするためのコマンドです。

機能

ファイルやディレクトリを別の場所にコピーします。コピー元とコピー先のパスを指定することで、簡単にファイルやディレクトリの複製を作成できます。

オプション

オプション 由来 機能
-f force 既存のファイルを強制的に上書きする
-i interactive ファイルを上書きする前にユーザーに確認を求める
-p preserve コピー元のファイル属性(所有者、グループ、パーミッション、タイムスタンプ)を保持する
-r or -R recursive ディレクトリとその内容を再帰的にコピーする

cpコマンドは、ファイルのコピーを行う基本的なコマンドです。オプションを使用して、さまざまなコピー操作を簡単に実行できます。

ls

由来

"list"を意味し、ディレクトリの内容を表示するコマンドです。

機能

ディレクトリ内のファイルとディレクトリを一覧表示します。

オプション

オプション 由来 機能
-a all 隠しファイルを含むすべてのファイルを表示
-A almost-all 隠しファイルを表示するが、現在のディレクトリ(.)と親ディレクトリ(..)を除く
-d directory ディレクトリ自体の情報を表示し、内容は表示しない
-F classify ファイルタイプを示す記号を各エントリの後に追加(ディレクトリは/、シンボリックリンクは@、実行ファイルは*)
-i inode 各ファイルのinode番号を表示
-l long ファイルの詳細情報を表示(権限、リンク数、所有者、グループ、サイズ、タイムスタンプ、名前)
-R recursive サブディレクトリを再帰的にリスト表示する

mkdir

由来

"make directory"を意味し、新しいディレクトリを作成するコマンドです。

機能

指定された名前のディレクトリを作成します。

オプション

オプション 由来 機能
-m mode ディレクトリのパーミッションを設定
-p parents 指定されたパスの中間ディレクトリが存在しない場合、それらを作成する

rm

由来

"remove"を意味し、ファイルやディレクトリを削除するコマンドです。

機能

指定されたファイルやディレクトリを削除します。

オプション

オプション 由来 機能
-f force エラーメッセージを表示せず、強制的に削除を行う
-i interactive 削除する前にユーザーに確認を求める
-R or -r recursive ディレクトリとその内容を再帰的に削除する

mv

由来

"move"を意味し、ファイルやディレクトリを移動または名前を変更するコマンドです。

機能

指定されたファイルやディレクトリを移動させるか、名前を変更します。

オプション

オプション 由来 機能
-f force エラーメッセージを表示せず、強制的に移動または名前変更を行う
-i interactive 移動または名前変更する前にユーザーに確認を求める

touch

由来

"touch"はファイルのアクセス時間や変更時間を更新するコマンドです。

機能

指定されたファイルのアクセス時間や変更時間を更新し、ファイルが存在しない場合は新しい空のファイルを作成します。

オプション

オプション 由来 機能
-t time 指定されたタイムスタンプでファイルのアクセス時間と変更時間を更新
-a access アクセス時間のみ更新
-m modify 変更時間のみ更新

gzip

由来

GNU zipの略で、ファイルを圧縮・解凍するコマンドです。

機能

ファイルをgzip形式で圧縮・解凍します。

オプション

オプション 由来 機能
-d decompress 圧縮されたファイルを解凍する
-c stdout 圧縮・解凍結果を標準出力に出力する
-r recursive ディレクトリ内のすべてのファイルを再帰的に圧縮する

bzip2

由来

bzip2は、ファイルを圧縮・解凍するコマンドです。

機能

ファイルをbzip2形式で圧縮・解凍します。

オプション

オプション 由来 機能
-d decompress 圧縮されたファイルを解凍する
-c stdout 圧縮・解凍結果を標準出力に出力する

tar

由来

"tape archive"の略で、複数のファイルをアーカイブにまとめるコマンドです。

機能

ファイルとディレクトリをアーカイブにまとめたり、アーカイブから抽出したりします。gzipやbzip2などの圧縮形式で圧縮・解凍することもできます。

オプション

オプション 由来 機能
-c create 新しいアーカイブを作成する
-x extract アーカイブからファイルを抽出する
-t list アーカイブに含まれるファイルを一覧表示する
-f file アーカイブファイル名を指定する
-v verbose 詳細な情報を表示する
-z gzip アーカイブをgzip形式で圧縮・解凍する
-j bzip2 アーカイブをbzip2形式で圧縮・解凍する
-J xz アーカイブをxz形式で圧縮・解凍する

dd

由来

"Data Description"を意味し、ファイルのコピーと変換を行うコマンドです。

機能

ファイルやデバイスのコピー、変換、フォーマットを行います。

オプション

オプション 由来 機能
if= input file 入力ファイル名を指定
of= output file 出力ファイル名を指定
bs= block size 入力・出力のブロックサイズを指定
count= count 指定されたブロック数だけコピーする

xz

由来

xzは、ファイルを圧縮・解凍するコマンドです。

機能

ファイルをxz形式で圧縮・解凍します。

オプション

オプション 由来 機能
-d decompress 圧縮されたファイルを解凍する
-k keep 圧縮・解凍後も元のファイルを保持する
-l list 圧縮ファイルの情報を表示する
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