0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

スクリーンショット 2025-07-02 105251.png

この機能を作ろうと思ったきっかけ

自身で開催するイベントのGoogleカレンダーにゲストを招待したい。
Googleカレンダーのイベントへの招待は上記画像の赤線に
招待したい人のメールアドレスを追加することで追加できるが…
1人1人招待するのは手間なのである。

参加者メールアドレス
aaa@aaa.com
bbb@bbb.com
ccc@ccc.com

参加者が3人のイベントであれば、大した手間ではないですが…
参加者が100人規模の結婚式のようなイベントで一人一人招待していたら日が暮れてしまいます。
今回はイベントへの参加者招待を自動化します。

まずはGASからカレンダー登録する最も簡単なコードをマスターしましょう

eventRegist.gs
function createEvents() {
  const calendar = CalendarApp.getDefaultCalendar();
  const title = '研修1回目';
  const startTime = new Date('2020/4/1 10:00:00');
  const endTime = new Date('2020/4/1 12:00:00');
  const option = {
    description: '結婚式',
    location: '〒112-8680 東京都文京区関口2丁目10−8'
  }
  
  calendar.createEvent(title, startTime, endTime, option);
}

上記コードで結婚式のイベント招待を行うことができます。
実行してみると

スクリーンショット 2025-07-02 113006.png

確かにカレンダー登録ができていることが確認できます

イベントと言えば参加者を招待したい

1人で結婚式をしても楽しくないですからね。
いろんな人を招待したいです。

eventRegist.gs
event.attendees.push({ email: '追加したいユーザーのメールアドレス' });

をすることで作成すするイベントに参加者を追加しましょう。

メリット
自動化が可能 スプレッドシートなどのデータを元に自動で予定を作成できる。
人的ミスの削減 手動入力の必要がなくなるため、入力ミスを防げる。
一括登録が可能 複数の予定を一度にまとめて登録できる。
定期的な予定も自動化 繰り返しの予定や定期ミーティングをスクリプトで作成・管理できる。
他のGoogleサービスとの連携が容易 Gmail、Google Sheets、Formsなどと連携してカレンダーに反映できる。
特定の条件で通知や予定追加が可能 ある条件を満たしたときだけカレンダーに予定を追加するなど、柔軟な条件処理が可能。
アクセス権限のある他人のカレンダーにも追加可能 権限があれば、組織内の共有カレンダーへの登録も可能。
API連携よりも導入が容易 Google Workspace 環境下であれば、OAuthの複雑な設定をせずに使える。
トリガーによる定期実行が可能 毎日・毎週などの定期実行で予定を更新・追加できる。

Googleフォームの回答をトリガーにして、Googleカレンダーに予定を自動作成し、ゲストへの招待まで一括で行う仕組みをGASで構築することで、手間のかかるスケジュール調整業務を大幅に効率化できます。特にイベント運営や社内の打ち合わせ管理など、同じ形式の予定が繰り返し発生する場面で力を発揮します。今後の業務効率化の一環として、ぜひ取り入れてみてください。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?