初めに
本記事は公式Wikiの一部を抜粋翻訳した内容に一部付け加えた記事です。
誤った記載等があればコメント頂けると幸いです。
TriLib2とは
- アプリ外部の3Dモデルや画像ファイルを動的に読み込むことができる有償アセット
- 特に3Dモデルを読み込む機能は希少
- 一応標準機能のAssetBundle,Addressableでも読み込むことができるが、事前にUnityEditorからビルドする必要があるので使いづらい
- エクスポート機能は付いていないので注意
- アバターの読み込み時は階層の名前が正しければHumanoidとして読み込むことができる。
- FBX,GLTF(Vroidもいける?)のみ
- T-Pose,Star-Poseに設定している必要がある
- 数カ月に一回セール対象になっている
対応ファイル形式
3Dモデル
- FBX ※バージョン7.0以降に対応
- OBJ
- GLTF2 ※実験的機能としてDracoの解凍に対応
- STL
- PLY
- 3MF
- ZIP
画像
- BMP
- GIF
- JPG
- PNG
- PSD
- TGA
- HDR ※Skyboxを読み込みに使用
サンプルシーン
AssetViewer
ローカルディレクトリ及びURLからアセットを読み込むサンプル
AvatarLoader
モデルを呼び出し、Humanoidのアバターとしてシーンに読み込み、操作することができる
ListModelResources
Models" フォルダから "TriLibSample.obj" モデルをロードし、モデルリソースをリストアップするサンプル
LoadExtraAnimations
ベースモデルから読み出した他のモデルにアニメーションをアタッチすることができる。
LoadModelFromFile
Models" フォルダから "TriLibSample.obj" Model を読み込むサンプル
LoadModelFromFilePicker
FilePickerでローカルファイルを読み出すサンプル
LoadModelFromURL
zipされたモデルをURLから読み込むサンプル
MergeAnimations
選択されたモデルを読み込み、"AnimationNamesA" と "AnimationNamesB" のペアの名前を持つアニメーションをマージして、新しいアニメーションを作成するサンプル
SimpleCustomLoader
Stringsからテクスチャを1つのOBJモデルをデータソースとして読み込む
UserPropertiesLoading
FilePickerを使ってモデルをロードし、モデルのユーザープロパティを表示するサンプル
トラブルシューティング
マテリアルの読み込みができない(URP/HDRP)
デフォルト設定ではBRP用の設定になっているためURPまたはHDRPで利用する際にはプロジェクト設定の変更を行う必要がある。
[Edit] > [ProjectSettings] > [TriLib] > [MaterialMappers]の利用したいパイプラインにチェックボックスを切り替える。
そこで、使用しているパイプラインに適したマテリアルマッパーを有効にすることができます。