Normcoreとは?
Photonやモノビットエンジンと同じUnityアプリケーション上でマルチプレイを行うために利用することができるリアルタイム通信サービスです。
WebRTCによる通信を採用しているため、ビデオチャットとの親和性が高いところに類似サービスとの優位性があります。
Up your value by supporting the web. Normcore uses the powerful WebRTC protocol. This means you can support live spectating on the web, browser editions of your game, and more.
料金プラン
全体的に類似サービス(Photon)と比べて制限が緩く料金も安価なところが魅力的です。
フル機能でも49$+α(帯域やルーム数に対して従量課金)の様です。
ただし、WebGLで本サービスを利用するには上記料金表には記載されていないオンプレ版かプライベートクラウド版しか対応していないとこのこと。
利用する場合は問い合わせフォームから連絡を行う必要がある。
Either Normcore Private Cloud or Normcore Private On-Premises is required in order to use Normcore with WebGL.
位置同期サンプル動画
サンプル導入手順
ダウンロードボタンを押すとUnityAssetSoreが開くのでこちらからAssetをインポートする。
Normcoreのサーバーに接続するためのAppKeyを発行するために、Create an applicationを開く。
Add new application
からアプリを作成し、App keyを発行する。
Realtime+CubePlayerシーンを開く。
Realtime+CubePlayerオブジェクトのRealtimeコンポーネントに先ほど取得したAppkeyを入力する。
Playモードにしてサーバーとの接続に成功すると中央に現れる白いキューブが現れ、WASDキーでキューブを操作することができる。
Standaloneビルドを行い、生成されたexeを複数起動すると位置同期ができていることを確認することができる。
まとめ
Photonと同じような感覚でCubePlayerManagerとRealtimeコンポーネントをアタッチするだけで同期することができているため、非常に使いサービスに感じました。
後日、本サービスの目玉であるWebGLプラットフォームについても触っていきたいと思います。