LoginSignup
1
1

【Unity】XR Interaction Toolkit を使ってMetaQuestのパススルーを有効化する

Posted at

初めに

MetaQuestがARFoundationに対応した記事を以前読んだことがあったので、Meta XR SDK(OclusIntegration)を使わずにパススルーできるのでは?と思いVRテンプレートからパススルーを使う方法を調べてみました。

パススルー有効化手順

  1. XR Interaction Toolkitをインポートする
    image.png

    • 今回はv2.5.2で確認
    • 確認時はプリインポート済みのVRCoreTemplateでプロジェクトを作成しています
      image.png
    • 他のサイト等を参考にし、XRInteractionToolkitのSampleSceneをQuest用のアプリとしてAndroidビルドに成功し、アプリが正常に動作することを確認しておく

  2. PackageManageのUnityRegistryから Unity OpenXR Meta をインポートする
    image.png

    • 今回はv1.0.1で確認
    • OpenXR PluginとARFoundationが依存パッケージになっているので、未インポートの場合は一緒にインポートされます

  3. Scene上のMainCameraにARCameraManagerコンポーネントをアタッチする
    image.png

  4. MainCameraのBackGroundTypeを単色、Alphaを0に設定する
    image.png

  5. ProjectSettingsのXR Pluginの設定でAndroid > OpenXR > MetaQuest feature groupのチェックをONする
    image.png

  6. Androidビルドして確認する
    image.png

注意事項

XR Pluginの設定でPC側には MetaQuest feature group の項目がないため、残念ながらQuestLink等でデバッグする際にはパススルー表示することができません。このあたりは通常のARFoundationの開発と同じです。Androidビルドで確認しましょう。
image.png

尚、他のAndroid端末だとARFoundationRemoteを使うことでPlayモードでもカメラの映像を移すことができるので、いつか対応する日が来るかもしれません。。。

関連情報

VRでは無く、MRメインで開発したいのであればMixed Reality Templateが存在しているので、そちらだと最初からパススルーが動作します。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1