はじめに
プロジェクト新規作成時にダウンロード先を探すのが面倒なので、最初にインストールする機会の多いアセットのリンク集を共有します。
スクリプト関連
UniTask
非同期使うなら必須
UniRx
依存性が逆向きのスクリプトに対してメッセージ通知するときは必須
R3
UniRxの後継的な位置付けのライブラリでパフォーマンスに優れています
※2024/02/27時点ではUniRxの機能が一部不足しているため注意が必要です
MessagePipe
UniRxのMessageBrokerはスコープが広すぎるのでMessagePipeがオススメです。
https://github.com/Cysharp/MessagePipe
Extenject(Zenject)
依存性注入したいときに必須
パフォーマンスはVContainerの方が優れているので、どうしても使いたい機能がExtenjectにしかない場合を除いてVContainerがオススメ
VContainer
Extenjectが2020年で止まっているのでUnity2020以降で依存性注入したいとき使用する
導入にはパッケージインストール以外にも手順があるのでこちらを参照すること
2023/09/29追記
現時点でChatGPTに頼って実装するのであればVContainerは学習データが不足しているため、Zenjectを使う方がおすすめです。
MessagePipe
メッセージライブラリ
疎結合なメッセージのやり取りができるのでアンチパターンなSingeletonに依存したくない場合などに使える
IObservableを実装しているクラスに依存してしまうUniRxより疎結合な実装ができる
DI系のライブラリの使用が前提になっている
DOTween
線形補完でゲームオブジェクトを動かしたい場合等に使える
Scripting Define SymbolsにUNITASK_DOTWEEN_SUPPORTを追加するとUniTaskでawaitできるようになる
有償版も存在するが無償版でも十分使える
2023/09/29追記
MagicTweenという上位互換的なライブラリも存在します。
ChatGPTを使うなら学習済みのDOTweenの方が速く実装できますが、高速に動作させたいならこちらの方がおすすめです。
UnityEditor関連
Odin ※有償
Inspectorの機能を拡張できる
以下はよく使う拡張
- [ReadOnly]
- 読み取り専用プロパティをシリアライズ
- [indent(int)]
- インデントの挿入
- [Button (文字列)]
- ボタン表示及びメソッドの実行
- SerializedMonoBehaviourの継承
- Dictionary型をシリアライズ
Serialize Interfaces!
ライセンス金額の関係で前述のOdinが使えないプロジェクトでInterfaceをシリアライズすることができます。
RiderFlow
UnityEditorに便利機能を追加するパッケージ
グラフィック関連
Magic Light Probes ※有償
StaticBakeLightに対していい感じの位置にLightProbeを配置してくれる
LightShafts
Unity標準機能ではライトシャフト(光線等)表現を利用できませんが、こちらは無料で使用することができます。
XR関連
AR Foundation Remote2 ※有償
AR Foundationを使用してデバッグするなら必須
UnityEditor上でARアプリのデバッグができるようになる
UniVRM
VRMアバターを利用する場合は必須
FinalIK ※有償
アバターのアニメーションを自作したり、VRでプレイヤーを操作する際に逆運動学を利用する場合は必須
BioIKでも安価で同じことができるが、情報量が圧倒的に多いのでこちらの方がおすすめ
OculusIntegration
みんな大好きMetaQuest(OculusQuest)専用機能を使うならこれで開発する
マルチプラットフォームで開発するならOpenXR + XR InterActionToolKit(またはVRInteractionFrameworkとかVRInteractionとか) の組み合わせを選択するのが良さげ
マルチプレイ関連
PUN2
人気のマルチプレイヤー用SDK
PhotonサービスのUnity用パッケージで20CCUまで無料で使えて、自前Windowsサーバー(PhotonServer)なら100CCUまで使える
モデリング関連
Metamesh
UnityJapanのkeijiroさんが制作した、簡易な形状のメッシュ(ディスク,IsoSphere,台形,円錐,蓋無し円柱など)をProBuilderより簡単に作れるパッケージ
カスタムパッケージのため、パッケージマネージャのデフォルト状態ではインストールできないので注意。
インストール方法はコチラ