はじめに
MMDetectionでのcheckpointをdownloadするのにwgetを使っていたのですが、mim
コマンドを使うことで楽に持ってくることができたので共有します。(documentに書いてありますが。。。)
筆者環境
- WSL2 on windows11
- Ubuntu 20.24
- docker
- pytorch1.11.0+cu113
- MMDetection2.23.0
- cuda11.3
- GCC7.3
wgetを用いたダウンロード方法
MMDetectionのチュートリアルでは以下のようにしています。
mkdir checkpoints
wget -c https://download.openmmlab.com/mmdetection/v2.0/mask_rcnn/mask_rcnn_r50_caffe_fpn_mstrain-poly_3x_coco/mask_rcnn_r50_caffe_fpn_mstrain-poly_3x_coco_bbox_mAP-0.408__segm_mAP-0.37_20200504_163245-42aa3d00.pth \
-O checkpoints/mask_rcnn_r50_caffe_fpn_mstrain-poly_3x_coco_bbox_mAP-0.408__segm_mAP-0.37_20200504_163245-42aa3d00.pth
上記のコマンドでmask_rcnn_r50_caffe_fpn_mstrain-poly_3x_coco.py
のcheckpointをダウンロードできます。
しかし、この場合configはデフォルトのmmdetection/config
にあり、探すのが少し手間です。
mimを用いたダウンロード方法
mim とは
mim(openmim)
はOpenMMLab関連のファイルのダウンロードやインストールを行ってくれるライブラリです。
MMDetectionのインストール時に使用したかもしれません。
これを用いることでcheckpointとconfigをまとめてダウンロードすることができます。
pip install openmim #openmimをインストール
mim download mmdet --config mask_rcnn_r50_caffe_fpn_mstrain-poly_3x_coco --dest ./checkpoints/
引数説明
- --config:所望のモデル
- --dest:configとcheckpointの保存先
上記のコマンドにより./checkpoints
にmask_rcnn_r50_caffe_fpn_mstrain-poly_3x_coco.py
のconfigとcheckpointsファイルがダウンロードされます。
また、wget
の場合と違いgithubのリンクを探す手間も省けます。
まとめ
mim
を用いて楽にcheckpointsをダウンロードする手法についてまとめました。
MMDetectionに関する日本語記事は少ないので、今後も少しずつ書いていこうと思います。