killはプロセスにシグナルを送るコマンド
killはデフォルトで「TERM」というシグナルを送っている。
「QUIT」を指定することでキーボードからの中止命令を送ることができる。
また数値でもシグナルを送ることができる。「QUIT」の場合、「3」と同様。
※ちなみによく使う[Ctrl]+[C]キーは「INT」というシグナルを送っている。
メリット
kill -QUIT を使えば、プロセス番号を毎回確認することなく、バッククォート内で実行されているプロセスを停止することができる。
kill -QUIT `cat /var/www/rails/app/tmp/pids/unicorn.pid`
主なシグナル
表記 | 数値 | 意味 |
---|---|---|
INT | 2 | キーボードからの割り込み命令([Ctrl]+[C]キー) |
QUIT | 3 | キーボードからの中止命令([Ctrl]+[\]キー) |
KILL | 9 | プロセスの強制終了命令 |
TERM | 15 | プロセスの終了命令 |
CONT | 18 | プロセスの再開命令 |
STOP | 19 | プロセスの停止命令([Ctrl]+[Z]キー) |