ご挨拶
初めましての方は初めまして、普段エンジニア/セールス/コミュニティマネージャーをしております、
Oz(オズ)と申します。
To DLGの皆様、
DLGにて長らくROM専させていただいておりました。これからコミュニティに(前よりは)積極的に関わらせていただきたと考えております。何卒宜しくお願い致します。
はじめに
さて当初は、「AI時代×コミュニティのあり方」をテーマに執筆予定でしたが、
いかんせん、膨大な量になってしまったため、
今回は「ダンスコミュニティのリブランディングに携わってみた」と題しまして、
スコープを狭めて投稿させていただきます。
私、高校生の時からストリートダンスが趣味で、
心身の健康作り/生涯趣味と位置付けて、現在もダンスインストラクターやダンスコミュニティの運営に携わらせていただいております。
今回は、その内の一つのコミュニティのリブランディングに携わらせていただいた話を簡単に綴らせていただきます。
携わったダンスコミュニティについて
社会人ダンスサークル「indivityz」さん
https://www.instagram.com/indivityz_dance_circle/ (←リブランディングに伴い新設しました)
都内でワンコイン(500円)で参加できるゆるふわダンス練習会です。
※ダンススタジオとしてはコスパ最強、激安です。
取り組みの背景
都内で練習できる場所としては、随一くらいで低価格で会場のセッティングをしていただいており、
兼ねてから主催者の方にお世話になっていたため、
この度、リブランディング活動に携わらせていただく流れとなりました。
課題
コロナ禍だったことやこれまでのレギュラー参加者に結婚などのライフイベントがあったりと、
参加メンバーが減っており、赤字での運営が続いていた。
やったこと
コミュニティの集客の見直し
既存の集客方法は下記。
・口コミ
・LINEオープンチャット
・公式HP
口コミ以外だと、
自然検索&LINEオープンチャットがメインの集客パイプラインとなっていた。
実施した施策
・口コミでの集客の強化
・Instagramアカウントの開設
とにかく活性化
誰かがダンスしたいタイミングでは逃さず乗っかり、
発信が少なくなってきたタイミングでは自分から発信する、
ということを一定期間継続して続けた。
活性化のための新しい文化作り&定着化
(後ほど追記)
ワクワクするビジョンの共有
(後ほど追記)
コミュニケーションのデザイン
・LINEオープンチャットと言う特性上、練習やイベントに参加したいメンバーと雑談したいメンバーで会話のし辛さが目立ってきたので、コミュニケーションの交通整備をした。
オフラインイベントへの参加ハードルを下げる
動画を撮って練習風景をリアルに共有することで、新規参加者の心理的ハードルを下げた。
※なんだかんだで累計120本ぐらいのアーカイブ数となりました。ちりつもですね。
その他にも下記のような役割を持たせています。
・ダンスの振り返り用
・思い出用
・コミュニケーションの促進用(話題の素材になったりする)
・追体験してもらう用(良いイベントだった時は、個々人が見返して追体験し、更に満足度が高まる)
リブランディングに携わった結果
平均参加者は2.5倍になり、とりあえず赤字運営から脱することができた👏
コミュニティのライフサイクル
ダンスコミュニティのリブランディング活動を経て、下記のようなコミュニティのライフサイクルが見えた。
⓪ 立ち上げ
① 集客・活性化
(新規メンバー:まだ内部を詳しく知らないので期待値が高い状態、既存メンバー:新しいメンバーが来て何か起こるかもと期待値が高まる。)
② 文化(ヒト・コト)の定着
(新たなコアメンバーが生まれる。一方で陳腐化も進む。)
③ 新規企画の立案・インフラ等の改善
(陳腐化の転換、新たな価値の創出。)
④ ①~③を繰り返す
今後の展望
リブランディング活動を通じて、個性豊かなダンサー、動画撮影&編集者や元プロドラマーなど、多種多様な人にも興味を持って参画して貰えるようになった。
将来的には、さらに様々なクリエイターが在籍し、常にコクリエーションしまくっているような協創空間・環境を作りたい。
さいごに
DLGでは、コミュニティ活性化企画として、サブコミュニティ企画を進めております。
興味のある方は、こちらもぜひ一度覗いてみてみてください。
参考文献:
「コミュニティ」を考える(4)〜コミュニティのライフサイクル
100個入ってわかった!人が集まるオンラインコミュニティ運営術