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milk-V DuoAdvent Calendar 2023

Day 20

Milk-v duo搭載pinpongライブラリを使用するCPUにjh7100を搭載したボード

Last updated at Posted at 2023-12-19

はじめに

秋葉原ロボット部の有志で、milk-v duoを購入し、個々人が様々な実験を行って、勉強会内で報告しています。

Milk-v duoは9ドルのrisc-vコンピュータとして知られています。
ハードウェアは以下の通りです。

  1. CPUはCVITEKのCV1800B (C906@1Ghz + C906@700MHz)
  2. 最高1 GHzで動作するデュアルRV64コア
  3. 64 MBのラム
  4. オプションのアドオンボードを接続すると10/100Mbpsの速度でイーサーネットに接続可能

Milk-v duoのPythonの利用するPinpongライブラリを利用するボードが複数あります。
今回、CPUにjh7100を搭載したボードである、「StarFive VisionFive JH7100 RISC-V シングルボードコンピュータ」を紹介します。

StarFive VisionFive JH7100 RISC-V シングルボードコンピュータ

https://wiki.banana-pi.org/StarFive_VisionFive_JH7100_RISC-V_Single_Board_Computer
image.png

このボードはLinuxが動作する手ごろな価格のRISC-Vボードの第1世代です。

仕様は以下の通り。

スペック 詳細
プロセッサ -RISC-V SiFive U74 デュアルコア 64-ビット RV64GC ISA SoC、2MB L2 キャッシュ@ 1.0GHz
-ビジョンコンピュート用ビジョンDSP Tensilica-VP6@ 600MHz
-NVDLAエンジン(設定2048 MACs @ 800MHz)
-ニューラルネットワークエンジン (1024MACs @ 500MHz)
メモリ 8GB LPDDR4
ワイヤレス接続 -2.4 GHz Wi-Fi (IEEE 802.11b/g/n)
-Bluetooth 4.2 (BLE)
ビデオプロセッサ -2 x MIPI-CSI (最大4K@30fps), 1 x MIPI-DSI (最大4K@30fps)
-1 x HDMI 1.4 (最大1080p@60fpsディスプレイ)
-ビデオデコーダ (H264/H265) 最大4K@60fps; 2K@30fpsでのデュアルストリームでコードをサポート
-ISPのデュアルチャンネル, それぞれのチャンネルで、最大4K@30FPSをサポート
-ISPとAI処理の後のビデオ出力でMIPI-CSI TXをサポート
-JPEGエンコーダ/デコーダ
専用音声処理 -省電力音声認識
DSPとサブシステム -オンチップオーディオDAC
-DMICとAMICをサポート, 最大4チャンネル
周辺機器 -4 x USB 3.0ポート
-40 GPIOピンヘッダ (28 x GPIO, I2C, I2S, SPI, UART)
-ギガビットイーサーネットコネクタ
-3.5 mmオーディオジャック(4極ステレオオーディオ出力)
-システム起動とデータ保存用マイクロSDカードスロット
-TRNGとOTPのサポート
-DMAC, QSPIや他の周辺機器をサポート
-リセットボタンと電源ボタン
電源 -最小 5 V / 1.5 A,-推奨: 5 V / 3 A
電源接続 -USB Type-Cポートか40ピンGPIOヘッダ
大きさ 100 mm x 72 mm

ディストリビューションとして、Debianが用意されています。

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