はじめに
Makerぽいことをしようと、色々考えたところ、動くものより、光り物や鳴り物に興味があるので、光り物を作ってみようと思いました。
色々調べてみると、@kimio_kosakaさんの「空中配線LEDマトリクスの作り方」というサイトを見つけました。
空中配線LEDマトリクス
この記事を読んでいると、「LED配列治具」を使うことできれいにLEDを配列できることがわかります。
キットを頒布されていたようですが、2013年から2014年のことのようで、2022年時点では、入手可能か不明です。
そこで、「LED配列治具」を自作することとしました。
LED配列治具の作製
治具には、10個の穴が二列に並んでいます。
ホームページに図が掲載されているので、拡大して印刷し、穴の大きさと穴の間の距離、基板の端からの距離を測りました。
計った距離に従って、穴の位置を厚紙に書き込みます。
私は、お酒の入っていた箱を使いました。
穴は、事務用の二穴パンチで開けました。
2つの治具の内の1枚の写真を掲載します。
穴が少し大きいので、穴を粘着テープで覆ったのち、テープに切れ目を入れて折り曲げています。
LEDが差し込んだ時のぐらつきが少なくなります。
LEDを配線する
ホームページの作り方に従って、LEDの足を折り曲げます。
私は適当に折り曲げたので、はんだ付け時に苦労しましたし、見た目が汚くなりました。
折り曲げ位置を一定にするために、割りばしなどの細い角材で折り曲げ治具を作製するのがよいかと思います。
また、端に来るLEDの足は、ブレッドボードにさせるよう残しておくのがお勧めです。
完成した空中配線LEDマトリックスは次のようになりました。
LEDの足を適当に曲げたので、少しばらついています。
また、二つ穴パンチの穴は5 mmのLEDより少し大きいので、LEDの向きにも揺らぎがあります。
おわりに
無かったら自分で作れという「Maker」精神の初歩の初歩を実現した「空中配線LEDマトリクス」でした。
また、リバースエンジニアリングともいうのかもしれません。
LEDのストックがまだ200個ありますので、治具を改良してより配列のきれいなLEDディスプレイを作製してみようと思います。