はじめに
秋葉原ロボット部の有志で、milk-v duoを購入し、個々人が様々な実験を行って、勉強会内で報告しています。
Milk-v duoは9ドルのrisc-vコンピュータとして知られています。
ハードウェアは以下の通りです。
- CPUはCVITEKのCV1800B (C906@1Ghz + C906@700MHz)
- 最高1 GHzで動作するデュアルRV64コア
- 64 MBのラム
- オプションのアドオンボードを接続すると10/100Mbpsの速度でイーサーネットに接続可能
pinpongドライバ対応のボードのプログラミングにMind+を使うことができます。
https://mindplus.cc/en.html
今回は、Raspberry pi picoのMicroPythonプログラミングをMind+を使って、行います。
Raspberry pi picoにUF2ファイルをドラッグ&ドロップ
Raspberry pi picoでMicroPythonを使用するには、事前に「rp2-pico-latest.uf2」を導入する必要があります。
「rp2-pico-latest.uf2」は以下のurlにあります。
https://www.raspberrypi.com/documentation/microcontrollers/micropython.html
WifiとBTに対応したRaspberry pi pico WとRaspberry pi pico用のUF2ファイルがあります。
今回は、Raspberry pi pico用 MicroPython UF2ファイル「rp2-pico-latest.uf2」をダウンロードします。
https://micropython.org/download/rp2-pico/rp2-pico-latest.uf2
Raspberry pi picoの「BootSel」ボタンを押しながら、WindowsマシンにUSBケーブルを接続します。
「RPI-RP2」というドライブのフォルダーが開かれるので、「rp2-pico-latest.uf2」をドラッグ&ドロップします。
コピーが完了すると、フォルダーが見えなくなります。
Mind+からMicroPythonプログラム
ボードの選択までは、「Milk-v duo用ビジュアルプログラミング環境を妄想してMind+を使ってみる。Arduino uno編」に従って行います。
次に、「デバイスを接続」から、Raspberry pi picoのCOMポート、「pico」を選択します。
さらに、右上の歯車の下の部分に「MicroPython」が選択されていることを確認します。
プログラムの作成は「制御」のウィンドウから部品を選んでLチカのプログラムを作成します。
プログラムが完成したら、「実行」をクリックしてファイルを転送します。
プログラムにエラーが無く、転送が無事終了したら、ボード上のLEDが点滅します。