はじめに
秋葉原ロボット部の有志で、milk-v duoを購入し、個々人が様々な実験を行って、勉強会内で報告しています。
Milk-v duoは9ドルのrisc-vコンピュータとして知られています。
ハードウェアは以下の通りです。
- CPUはCVITEKのCV1800B (C906@1Ghz + C906@700MHz)
- 最高1 GHzで動作するデュアルRV64コア
- 64 MBのラム
- オプションのアドオンボードを接続すると10/100Mbpsの速度でイーサーネットに接続可能
pinpongライブラリの情報を調べていると、ライブラリの対応しているボードのいくつかで、Mind+というビジュアルプログラミング環境でプログラム可能との情報を見かけるようになります。
Scratch3.0をベースに開発され、Python、CとC++のプログラム言語を利用可能です。
https://mindplus.cc/en.html
さらに、 StarFive JH710のCPUを搭載したボードで、pinpongライブラリを介して、Mind+でビジュアルプログラミングが可能との記事を発見しました。
How to use the RISC-V development board to achieve automatic car patrol line driving?
https://community.dfrobot.com/makelog-312196.html
Milk-v duoでもMind+が使えると、教育現場への普及も夢じゃないですね。
ビジュアルプログラミング環境Mind+
Windows上のMind+からArduino unoにプログラムを転送
Mind+のインストールの際、英語を選んでインストールしても、インストールのガイダンスが英語なだけで、起動時には中国語表示となります。
右上の歯車のアイコンをクリックすると、日本語が選べます。
プログラム環境には複数ありますが、ここでは、「Offline」が白地にオレンジ文字の状態を選択します。
次に、「デバイスを接続」から、Adruino unoのCOMポートを選択します。
さらに、右上の歯車の下の部分に「Arduino C」が選択されていることを確認します。
プログラムの作成は「制御」のウィンドウから部品を選んでLチカのプログラムを作成します。
左下のオレンジの四角をクリックして使用するボードを選びます。
今回はArduino unoを選択して、「戻る」を押して、「コード」の画面に戻ります。
プログラムが終了したら、右上の「アップロード」をクリックします。
右下の黒地の画面に、「正常にアップロードされました」が表示されると、Arduino uno上でLEDが点滅します。