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Rasberry Pi の標準プレーヤ(omxplayer)で、音楽を鳴らす

Last updated at Posted at 2019-08-06

##最初に
もうすぐ子供が生まれ、とうとう父になるようです。
夜泣きとかすごいと思うので、赤ちゃんが泣いた時に、一時対応として、
「泣き声がすごかったら、ア●パ●マ●とかの曲を流す」ということをさせようと思っています。
要件:センサーで音を検知したら、音楽をランダムで再生する

この仕組みを作るためには、以下のことができなければなりません。
1.Rasberry Piで音楽を鳴らす
2.音センサーで検知させる
3.センサー検知後に、ランダムな曲を選択する
などなど

今回は、「1.Rasberry Piで音楽を鳴らす」ということを主眼に記事を書いていきます。

##環境
Python
Rasberry Pi
USBミニスピーカ(DAISO製)

##音楽を再生させてみる
■参考にさせていただいたURL
https://qiita.com/goowaSystemTeam/items/95525dae25dee270087b

基本的に、上記のURLを参考にすると、Pythonでの音楽の再生方法と停止の方法がわかります。

参考にしたURLだと、10秒で音楽を停止するようにしているので、
「音楽の長さを取得して、音楽の終了時に停止する」という処理に変えてみたいと思います。

ここで、mutagenというモジュールをインストールします。
以下の公式サイトに記載がありますが、オーディオのメタデータを操れるモジュールのようです。
https://mutagen.readthedocs.io/en/latest/

・mutagenのインストール

pip install mutagen

##コード

playOmxplayer.py
# -*- coding: utf-8 -*-

import subprocess
import time

from mutagen.mp3 import MP3

#以下の音楽ファイルのパスは、環境に応じて変更してください
audio = MP3('/path/to/music/music_test.mp3')
print (audio.info.length)

#動画を再生する
#以下の音楽ファイルのパスは、環境に応じて変更してください
command = 'omxplayer /path/to/music/music_test.mp3'
proc = subprocess.Popen(command,shell=True,stdin=subprocess.PIPE)

#-- なんからの処理(音声の長さ分の停止)  --
#time.sleep(10)
time.sleep(audio.info.length)
#-------------------------------------

#終了処理
print("Fiininish")
proc.stdin.write("q")

これで、音楽終了時に、プレーヤーを停止させる、というロジックができました。

##実行

python playOmxplayer.py

##実行結果

192.574693878    #←再生する音楽の長さ(秒表示)
Audio codec mp3 channels 2 samplerate 44100 bitspersample 16
Subtitle count: 0, state: off, index: 1, delay: 0
Fininish
Stopped at: 00:03:12

無事にスピーカーからも音声が出力されました

IMG_0091.JPG
※DAISOさんのスピーカは、USBで給電して、イヤホンジャック部分にプラグを挿すようです。

さて、次回はRaspiの配線の先にある、音センサーとの接続をやっていきたいと思います。

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