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Google AIY Voice Kitを改造してIoT部屋を作ってみた(2)

Last updated at Posted at 2019-04-24

前回の続き

※今回の記事では、内容がハードウェア寄りとなっております。

前回の作業でデモプログラムの「assistant_library_with_local_commands_demo.py」を編集して、任意のワードで照明をON,OFFすることができるようになりました。
今回はその筐体の設計と加工の様子について記載したいと思います。

1. そもそもなんで入れ物を設計したの?

よくこの質問を友人からされることが多いです。そりゃそうですよね、キットには既にダンボールで作られたRaspberry Pi3とスピーカに合わせたサイズの簡単に組み立てられるボックスがついてるのに、それをただ組み立てて収めればいいだけなのに

ど う し て こ う な っ た
DSC_0006.JPG
DSC_0007.JPG

(めっちゃガチムチです。)
理由としては、僕がなかなか起きれないからです。AIスピーカに「Ok,Google △△時にアラームつけて」と言うと目覚ましの機能をONにして、任意の時刻に目覚ましをかけてくれます。そして、アラームを止める際に緑色のボタンを押すのですが、全力でたたいてしまい段ボールが逝きました・・・
このような事態を防ぐことが今回筐体を設計した理由になります。

2. Inventorでの設計

筐体は3DCADであるAutodesk社のInventor 2017 Professionalを用いて設計を行いました。
緑の塊はRaspberry Piにキットに付属していたシールドをつけたときのサイズに合わせてあります。SnapCrab_Autodesk Inventor Professional 2017 - [mainiam]_2019-4-24_15-51-54_No-00.pngSnapCrab_Autodesk Inventor Professional 2017 - [mainiam]_2019-4-24_15-54-20_No-00.png
SnapCrab_Autodesk Inventor Professional 2017 - [mainiam]_2019-4-24_15-54-39_No-00.png

3. 加工

構成としては、強度を確保するために外側のフレームを10×10 t1の角管を、剛接合で組みました。
さらに、CNC(Computerized Numerical Control、一般的にCNCフライスと呼ぶ。)を用いて、天板やRaspberry Piを乗せておく台などの板パーツを加工しました。板厚はt1.5(筐体の側面部分)及びt2(ボタンとレベルメータを取り付けるための天板)を使用しています。

加工の様子↓
DSC_0003.jpg

また、10×10の角管の加工はロータリーバンドソーで切断後、ボール盤で穴あけを行いました。

4. 組み立て

初めにフレームを組み立てます。この時点でもう結構強い()D3Ow1efUYAIcVsE.jpg次にCNCで加工した板をCAD通りに順にねじ止めしていきます。ついでに基板も取り付けます。DSC_0008.JPG

5. やっと完成!

筐体ができあがりました!あとはプログラムに機能追加しましょう!!DSC_0009.jpg
文量が多くなってしまったので、次回は音楽を流す・webラジオを聴けるようにしていきたいと思います。さらに、音量に反応してLEDの点灯数が変化するレベルメータ回路の追加を行います。

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