はじめに
ご覧いただきありがとうございます!
Qiita Advent Calender 2024 「TimeTracker NXでプロジェクト管理を効率化しよう!」 1日目です
去年の今頃は適当にプログラムを書いたりして遊んでたんですが、今年はついに高校3年生、つまり受験生なんです…!
来年1月の共通テストに向けて毎日勉強の日々なのですが、やはり理想と現実は乖離していくもの
ということでTimeTracker NXを使って学習の計画・調整・記録をし、現状の分析を行ってみました!
TimeTracker NXとは
プロジェクトの進捗を記録し、予定通りの完成に導くためのソフトウェアです
デンソーの子会社、デンソークリエイトが開発し、2004年から販売されています
Qiita Advent Calenderのプレゼント企画の中でひときわ面白そうだったので、このカレンダーのスポンサー:グローバル・アスピレーションズ株式会社さんのご協力のもと、個別環境での無料トライアルをさせて頂きました!
なんでわざわざTimeTracker NXを?
日々の予定はGoogleカレンダー
私は日々のスケジュール管理にGoogleカレンダーを使っています
純正アプリやブラウザでの閲覧からサードパーティー製アプリとの連携など、多くの方法でアクセスできるため、色々な端末で利用でき、重宝しています
特に繰り返しの予定を登録する際は、週や曜日などの条件を適用し、繰り返しの単位を柔軟に変更できるため、非常に便利です
過去に1度手帳を使った管理も試したことがあるのですが、
・物理的に一か所にしか存在できないものを毎回参照しに行くのが面倒
・家や荷物の中でどこにあるかわからなくなる
・手帳がボロボロになる
といったことに耐え切れず、今の形に落ち着いています
昔からスケジュール管理が凄い苦手なのですが、ここ数年はGoogleカレンダーのおかげで本当に大事な予定は忘れずに過ごすことができています
学習記録はStudyplus
学習の記録にはStudyplusを使っています
数タップで学習した教材や内容を記録することができるサービスです
Android OS/iOS向けアプリ・公式サイトのWebアプリから利用できます
受験勉強だけでなく、日々の学習や資格試験に向けた勉強などでも利用できるので、大人の方にもおすすめです
それぞれの欠点
Googleカレンダー
- 大量の予定や細かい日程の入力には向いていない
- 予定の作成にある程度のタップ・クリックが必要
- ショートカットキーが少ない
- 予定の作成に特化・記録には向いてない
- どんな内容を扱ったのかの記録が困難(メモ欄を使えば不可能ではないが分析は不可)
Studyplus
- 記録に特化・計画や予定の管理には使えない
- ストップウォッチ機能など、記録するなら最強といっても過言ではない
- 未来の予定を管理する機能はない
TimeTracke NXならこれらの欠点を解決できるのではないかと希望を抱き、無料トライアルをお願いしました
実使用した結果
先ほど挙げたGoogleカレンダーやStudyplusの欠点を上手く解消できました
入力後の画面を見てみると、思っていたより空白になっている時間が多く、移動時間や用事の合間のスキマ時間がまだ余っていることが分かりました
多分無意識にスマホを触ってしまっている時間なので、単語帳の確認時間にしたいと思います
ここからはTimeTracke NXを実際に使ってみて感じた良かったところ・合わなかったところを分けて紹介したいと思います
TimeTracker NXの良かったところ
項目をグループ分けすることができる
パッケージ > タスクという階層で、登録に使う項目をグループ分けできます
本来は製品開発等で、段階別に作業項目をまとめるための機能だと思われますが、教科ごとに学習分野をグループ分けできて便利でした
便利なタイムシート機能
タスクとして割り当てられている項目を、ドラッグ&ドロップ・直感的な操作でカレンダーに追加できます
未来の枠も指定することができるので、カレンダーとして使用できました
さらにコメント機能で実績を書くことができ、振り返りも可能です
表示の幅も15分~60分と、柔軟に変更できます
充実したコピペ
複数選択も可能で、簡単に項目をコピペできます
繰り返しの作業が不要になるので、入力に必要な手数を減らせます
1度パッケージ・タスクを設定してしまえば、その後の運用は非常にラクになります
TimeTracker NXが合わなかったところ
プロジェクトページのガントチャートに予定を二重作成できない
画像右側にガントチャートがありますが、ここにはパッケージやタスクごとに1つの期間しか設定できません
「この教科は週末にやる」といった計画や、「一週間ごとの成果」を可視化したかったので、期間を区切ることで目標を達成しました
リソース割り当てをしないとタイムシートに表示できない
「リソース割り当て」を指定してあげないと、タイムシート機能の画面で各項目を表示できません
本来は一人ですべての項目を担当することはあり得ないはずなので、初期値の設定が存在すると逆に操作が増えることになると思うのですが、個人で使う場合には自分以外担当者がいないので、作成した時に自動で自分に割り当てられると便利だなと感じました
注目のお値段
今回はQiita Advent Calenderの企画の一環として無料トライアルさせて頂いたのですが、もちろん本来は有料のソフトウェアです
(前提としてTime Tracker NXは個人用のスケジュール管理アプリではなく、企業でプロジェクトの進捗を管理するためのものです)
公式サイトで調べてみると、
グローバルアスピレーションさんが出してるAzure上で動かすクラウド版であれば、最小契約単位は5ライセンス/月額22000円
デンソークリエイト直販でオンプレミス版を契約しても最小契約単位は5ライセンス/年額37,752円
1人当たりに換算するとクラウド版:4400円/月、オンプレ版:629.2円/月となります
クラウド版 | オンプレミス版 | |
---|---|---|
提供者 | グローバルアスピレーション | デンソークリエイト |
月額(5ライセンス) | ¥22,000 | ー |
年額(5ライセンス) | ー | ¥37,752 |
月額(1ライセンス換算) | ¥4,400 | ¥692.2 |
オンプレミス版を友人同士等で集まって契約するのはありかもしれないと思いましたが、契約が1年ごとなので、高いハードルになっていると感じました
まとめると、「個人での使用は現実的でない」ということです
結論
- Time Tracker NXは個人のスケジュール管理にも使える万能ソフトウェア
- 学生にとっては学業が本業なので、TimeTracke NXの機能はベストマッチ!凄い便利だった
- TimeTracke NXのおかげでスキマ時間を有効活用できていないことが分かった
TimeTracke NXは個人開発にも有用だと思うので、個人向けのプランが販売されたら良いなと思います
ドラッグ&ドロップでカレンダーに予定を突っ込めるカレンダーアプリとしてリリースされたら本当に速攻で買いたいです
おわりに
今回はTime Tracker NXでスケジュール管理をやってみました
流石業務向けとだけあって、マウス操作なしでキーボードを使いデータの連続入力ができるなど、随所に効率化できるところがあって快適でした
本当は共通テスト直前までTime Tracker NXを使いたかったのですが、無料トライアルの期限が12/25なので、今のやる気の勢いを保ったまま1月まで駆け抜けたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
(いいね・コメント等頂けると大変喜びます!)
参考文献
TimeTracke NXについて
TimeTracke NXの発売日を参照