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JavaでintとIntegerの違い
**intとIntegerの違い
**について掘り下げます。
- intとは?
- -2147483648~2147483647の範囲にある整数値を保持するための32ビットの変数型
- nullは利用不可
- プリミティブ型
- Integerとは?
- –2147483648~2147483647の範囲にある整数値を保持する変数型
- nullは利用可能
- オブジェクト型(クラス型)
Integer型はint型のラッパーであり、int型を操作するためのメソッドが用意されている。
利用例
たとえば、int型からString型へキャスト(型変換)したい場合などで利用されます。
int price = 100;
// int -> Integer
Integer priceRap = price;
// Integer -> String
System.out.println("price : " + priceRap.toString());
// Doubleにしたい
Double priceDouble = priceRap.doubleValue();
// Doubleにして税金計算とか?
Double per = 1.1;
System.out.println("Payment amount : " + (priceDouble * per));
なぜ?
なぜ、intとIntegerなどが別れて存在しているのかというと、コンピューターはint型などのプリミティブ型を処理します。
WebAPIのJSONでもプリミティブ型を利用して、オブジェクト型は送信しません。
データを加工したり、保存したり、何かしら操作したい場合にInteger型が必要になってきますので、必要に応じて使い分けてください。