概要
未経験から転職するために、ポートフォリオを作成しました(まだまだ追加したい機能などあるので改善は進めています)。
アプリの内容はReadMeに書いているため省略し、ここではアプリを作成する中で、学び・得たことについてまとめたいと思います。技術的な部分よりも精神的な部分が多いです。
github:WORD MASTER ~あなた自身のオリジナル単語帳を作ろう~
学び・得たこと
精神的な部分
人の役に立ちたい気持ちを再認識
元々、人の役に立つことがしたいと思い続けており、生活を便利にしている化学が好きということも合わせて、現職である化学メーカーに就職しました(ITエンジニアを目指している理由は省略)。
ありがたいことに、今回作成したアプリは40人以上の方が体験してくださり、「既存のアプリよりも使いやすい」「サービスとしてリリースされたら使いたい」「友人にも教えたい」など、多くの意見をいただけました。
この体験を通じて、改めて人の役に立つことをしたいと認識できました。
他者を巻き込みまとめることの大変さと楽しさ
悩み事を解決し便利にすることがアプリ開発には必須のため、ポートフォリオにおいても、可能な限り多くの方に体験してもらい、いただいた意見を基に改善することが重要だと考えました。
そこで、SNS(ツイッター)を通じてアプリ体験の参加者を募ったところ、最終的に40人以上の方が参加してくれました。
参加者をまとめるためにTwitterのDMで1つのグループを作成しましたが、グループ内でDMすると全員に通知が飛んでしまい、①参加者にとっては必要以上の通知による負担が生じ、②私自身が貴重な意見を逃す可能性ありました。
そこで、グループでは全体連絡や取りまとめた意見のみの連絡とし、アプリに対する意見などは個別にDMをいただくことにしました。
私自身、このような形で人を巻き込み行動するのは初めてで、募集をかけるツイートをした時はとても緊張しましたし、多くの方が参加を表明してくれた時も自分にまとめられるのか、否定的な意見ばかりだったらどうしようと不安も感じました。
結果的には、まとめることに苦労しながらも多くの方とコミュニケーションを取り、ご意見・ご提案も多くいただき、非常に貴重な経験になったと感じています。
ITエンジニアに転職してからも今回の経験を生かして、上手く周囲の人を巻き込みながら開発を進められる人材を目指したいと考えています。
プログラミングを学ぶことの楽しさ
2021年の4月にProgateを始めるまで、プログラミングに触れた経験がありませんでした。
このポートフォリオを作成し始めるまでに3ヶ月間集中してRuby, Ruby on Railsを学習し、8月の終わりからポートフォリオ作成を開始しました。
学習中もポートフォリオ作成中も分からないこと・エラーに出会いながら、日々新しいことを学び、少しずつ成長していることが実感できて非常に楽しく学習できています。
まずはバックエンドをしっかり身につけようと考えていますが、その後はフロントエンド・インフラについても学習したいと考えています。
様々な方と関わり価値観・知見・考え方を広げることの大切さ
プログラミング学習を始めてから、プログラミングのコミュニティやアプリの体験会を通じて、自分とはバックグラウンドが全く異なる方々と関わる機会がかなり増えました。
その中で、自分とは異なる価値観や考え方に多く出会うことができ、とても良い影響を得られました。
ITエンジニアになってからは、勉強会などに積極的に参加し、自身の価値観・知見・考え方を広げていきたいと思います。
技術的な部分
サービスを開発することの大変さ
今回のポートフォリオは下記の技術で開発しました。
言語:Ruby(2.7.3)
フレームワーク:Ruby on Rails(6.1.4.1)
フロントエンド:HTML/Scss/Javascript
DB:PostgreSQL
インフラ:AWS(VPC | RDS | EC2 | S3 | Route53 | ACM | ALB | CloudFront)
ソースコード管理:GitHub
バックエンドエンジニアを目指しているため、Ruby, Ruby on Railsを使用していますが、UIをHTML/Scss/JSで整えて、実際の運用を意識してインフラにはAWSを利用しています。
簡単なUIしか整えてませんが苦労しましたし、インフラもなんとか実装できたという状態です。
そのため、サービスを開発・運営することがどれほど大変かを感じました(今想像しているよりも大変と思います)。
エンジニアとして、1日でも早く戦力になること・チームの一員として上手くコミュニケーションを取り活躍することを目標に業務に取り組みたいと思います。
公式ガイド・リファレンスの重要さ
徐々に公式ガイドやリファレンスを参照する割合を増やしています。
他の方が執筆したQiitaやブログ記事も参照するのですが、正確性や細部の情報が不足していることがあります。
引き続き、分からないことは公式の情報をメインにして理解するよう努めたいと思います。
ググる能力の大切さ
分からないことはネットで調べて学習するしかないと日々感じています。
分からないことを言語化する重要性を認識する一方で、どのようなワードで検索すれば良いか分からない状態によく陥ります。
現在は、できる限り言語化して検索→検索結果を基に少しずつ答えに近いワードに変更という流れを繰り返して解決しています。
適切な用語を覚えて、短時間で目的の情報が得られるように努めたいと思います。