はじめに

Angular7でQRコードを画面上に描画します。

環境

angular 7
etc...

利用パッケージ

angular2-qrcode
https://github.com/SuperiorJT/angular2-qrcode

手順

前準備

angular cli を利用してプロジェクトを作成します。
自分はWebStormを使っているので、メニューからNewProject - Angular CLI を選択して作成しました。

angular2-qrcode の導入

基本的にReadme.mdのガイダンス通りです。
https://github.com/SuperiorJT/angular2-qrcode

npm install angular2-qrcode

別の話題ですが、最近は--saveと書く必要はなくなったんですね。
自動でPackage.jsonが更新されるとのこと。
https://qiita.com/glhfdev/items/c5beda8572aa8c1e6be6

なんかエラー出た!!

で、上のコマンドを実行するとインストールされますがエラーが出ます。

./util/has_lib.sh: line 31: pkg-config: command not found
gyp: Call to './util/has_lib.sh freetype' returned exit status 0 while in binding.gyp. while trying to load binding.gyp
gyp ERR! configure error 
gyp ERR! stack Error: `gyp` failed with exit code: 1
gyp ERR! stack     at ChildProcess.onCpExit (/usr/local/lib/node_modules/npm/node_modules/node-gyp/lib/configure.js:345:16)
gyp ERR! stack     at ChildProcess.emit (events.js:182:13)
gyp ERR! stack     at Process.ChildProcess._handle.onexit (internal/child_process.js:240:12)
gyp ERR! System Darwin 16.7.0
以下略

これもReadme.mdに下記のように

Feel free to ignore it.

無視してくださいと書いてあるので無視します。

モジュールに追加する

app.module.tsに今回追加したパッケージモジュールを追加します。
（ここら辺の手順はお決まりですね）

app.module.ts

import {QRCodeModule} from 'angular2-qrcode'; // <-- 追加

@NgModule({
  declarations: [
    AppComponent
  ],
  imports: [
    BrowserModule,
    QRCodeModule   // <-- 追加
  ],
  providers: [],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }

とりあえず表示してみる

HTMLテンプレートにタグ追加

これもReadme.md通り...

app.component.html

<div>
  <qr-code [value]="'Hello QR code!!'" [size]="150"></qr-code>
</div>

できた！

非常に簡単。

Canvasに出力

初期設定だとimgとして描画されています。

オプションでcanvas="true"を指定することでcanvasに描画されるようになります。

<div>
  <qr-code [value]="'Hello QR code!!'" [size]="150" canvas="true"></qr-code>
</div>

↑こうすると、こうなる↓

最後に

非常に簡単にQRコードを描画することができました。
スマホ決済などで最近一段と馴染みが出てきた感があるQRコード、ちょっとアプリ加えたい時などにどうぞ。