「AWSユーザがGCPを使い始めてみた①」から日が開きましたが、とりあえずパート2です
今回はネットワーク周りを中心に深掘り。
グローバルIP
- AWSで扱うグローバルIPは基本的にはElastic IP
- GCPではインスタンスを起動するときにデフォルトでグローバルIPが付く
- もちろん外すことも可能
- GCPのグローバルIPは2種類
- エフェメラル
- 再起動する度に変わる
- 静的
- 再起動しても変わらない
- 代わりにインスタンス停止中はお金がかかる
- グローバルIPの管理は「ネットワーキング」→「外部IPアドレス」でおこなえる
- AWSに慣れてるとグローバルIPを使うことに違和感を感じる
- CloudSQLなどグローバルIPしか持っていないものもある
NAT Gateway
- GCPではAWSで提供されているようなNAT Gatewayは存在しない
- 基本的にグローバルIPを用いるのでNATなんていらないという考えみたい
- どうしてもグローバルIPを持ちたくない場合、NATを構築することも可能
- ただし、GCE上にNATインスタンスとして構築する必要がある
- NATゲートウェイの設定
- NATインスタンスを構築した場合、冗長化の不安がある
- ルートの設定をうまくすることで冗長化は可能
- 複数NATインスタンスを構築し、同じ数だけルートを作成
- ネクストステップ以外をすべて同じにする
- ネクストステップはそれぞれルートごとにそれぞれのNATインスタンスを設定する
- ルートの設定をうまくすることで冗長化は可能
- NATインスタンスが単一障害点になるので、微妙・・・
- しかもそれを自分で構築するのはなんとも
- NATを提供して欲しい