ゴール
Firebase Analyticsを使ってログを取得できるようになる(2018/04/30現在)
はじめに
- この資料はFirebase Analyticsでログを取得するにあたっての初期導入手順とログをどう落とせば良いかを書いた資料
- iOSでの手順を記載します
- Firebase Analyticsのドキュメントはこちら
Firebaseの導入
- 導入手順ドキュメント を参考にアプリに導入
ログの落とし方
- アナリティクスのスタートガイド を参考に初期化とログを落とすコードを書く
Analytics.logEvent(AnalyticsEventSelectContent, parameters: [
AnalyticsParameterItemID: "id-\(title!)",
AnalyticsParameterItemName: title!,
AnalyticsParameterContentType: "cont"
])
自動で落ちるログ
- こちらの資料 から、画面遷移などは自動で収集してくれるので個人的には自分で設定する必要はないと思います。
パラメータの利用方法
-
logEvent()
の第一引数name
はイベント名なので、推奨されるイベントを参考に粒度を決める -
logEvent()
の第二引数parameters
は同一のイベント内でのさらに細かくログを分割したい場合に活用する- 例) いろんなボタンのタップイベント
tap
をname
に指定し、ボタンの種類をtype: xxx
のような形でどのボタンが1番押されているかを確認する - 例)フレンドリストに表示されている数を
count: 10
とかで落とし、どのくらい活用されているかなどを確認する - パラメータはFirebase Consoleで「パラメータレポートとして」パラメータのkey名毎に深掘りして集計することが可能
- テキストパラメータで10個、数値パラメータで40個設定が可能
- 例) いろんなボタンのタップイベント
デバッグ
- Firebase ConsoleにはDebugViewが存在し、直近30分間のログをほぼリアルタイムに収集できているかを確認することができる
- やりかたは
- 「Edit Scheme > Run > Arguments」の「Arguments Passed on Launch」に「-FIRAnalyticsDebugEnabled」を追加する
- パラメータの集計はDebugViewでのリアルタイム確認はできない