##1.はじめに
この記事ではSnowファミリーをはじめとしたAWSのサービスについて書いていきます。
##2.Snowファミリー
SnowファミリーはTB(テラバイト)を超えるような大量のデータをAWSストレージへ転送するサービスです。その転送は、AWSから貸し出される機器にデータを取り込み、その機器をAWSに返送するとデータが「Amazon S3」というストレージに保存されるという流れで行います。
Snowファミリーには以下の3つのサービスがあります。
・AWS Snowcone:デバイスが小さいのでIoTや持ち運びができます。1台につき80TB分のストレージとして利用でき、「AWS Datasync」を使用してオンラインで転送することも可能です。また、エッジコンピューティング荷も対応しています。
・AWS Snowball:ペタバイト規模の大量のデータを転送することができます。このサービスは2つのオプションがあります。
①Snowball Edge Storage Optimized:ローカルストレージや大量のデータを転送したいときに選択するオプションです。
②Snowball Edge Compute Optimized:エッジコンピューティング向けで、vCPUやメモリが潤沢に搭載されており、オフラインでも高度な処理を行いたいときに選択するオプションです。
・AWS Snowmobile:エクサバイト規模の大量のデータを転送することができます。そのため、デバイスのサイズも非常に大きく、14mのコンテナにストレージを搭載したトレーラーです。
##3.その他のAWSサービス(一例)
他にもAWSのサービスは様々なものがありますのでその中から3つ紹介します。
・Elastic Beanstalk:「S3」や「RDS」などのAWSのアプリケーションが動作するための環境を自動で構築することができるサービスです。
・OpsWorks:ChefやPuppetを使って設定をコード化し、「EC2インスタンス」や「EBS」などの管理を自動化します。
・CloudFormation:「JSON」や「YAML」でAWSリソースの設定を定義し、各AWSサービスの構築や設定を行います。