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Python×SeleniumでWebブラウザ操作を自動化

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はじめてPythonでSeleniumを使うにあたって

環境構築の備忘録として。 2024-01-07(日)

1.ChromeのバージョンとWebDriverのバージョン

Chromeのバージョン120.0.6099.199に対応するWebDriverは、ChromeDriverの公式ダウンロードページからダウンロードできます。

ただし、バージョン115以降のChrome用WebDriverのダウンロード方法が変わりました。

具体的な手順は以下の通りです。

ChromeDriverの公式ダウンロードページを開きます。

Current Releases」のセクションを見て、自分のChromeのバージョンに対応するChromeDriverを探します。 対応するChromeDriverのリンクをクリックしてダウンロードします。

2.Chromeのバージョンの"Status"が❌の場合

Channel | Version | Revision | Status

Stable (upcoming) | 120.0.6099.199 | r1217362 | ❌

「Stable (upcoming)」のセクションに表示されているChromeDriverは、まだ正式リリースされていないバージョンを指します。そのため、安定性や互換性に問題がある可能性があります。

Chromeバージョン120.0.6099.199に対応するChromeDriverがまだStable版としてリリースされていない場合、以下の選択肢が考えられます:

Beta版またはDev版のChromeDriverを使用する:これらのバージョンは、まだ完全にテストされていない可能性がありますが、最新のChromeバージョンをサポートしている可能性があります。
Chromeのバージョンをダウングレードする:Chromeのバージョンをダウングレードして、既にリリースされているChromeDriverと互換性のあるバージョンにすることも可能です。

3.PCのモデルに対応したアーキテクチャを選ぶ

🍎マーク「このMacについて」でモデルを確認

Macを使用している場合、選択するべきChromeDriverはMacのアーキテクチャ(ARM64またはx64)によります。以下の2つの選択肢があります:

Mac ARM64:新しいApple Silicon(M1チップなど)を搭載したMacを使用している場合、mac-arm64のバージョンのChromeDriverを選択します。具体的には、以下のURLからダウンロードできます:
https://edgedl.me.gvt1.com/edgedl/chrome/chrome-for-testing/121.0.6167.47/mac-arm64/chromedriver-mac-arm64.zip

Mac x64:Intelチップを搭載したMacを使用している場合、mac-x64のバージョンのChromeDriverを選択します。具体的には、以下のURLからダウンロードできます:
https://edgedl.me.gvt1.com/edgedl/chrome/chrome-for-testing/121.0.6167.47/mac-x64/chromedriver-mac-x64.zip

4.ダウンロード後

ダウンロードしたchromedriverファイルを/usr/local/binディレクトリに移動することで、システム全体で利用できるようになります。

具体的な手順は以下の通りです:

ターミナルを開きます。
cdコマンドを使用して、chromedriverファイルがダウンロードされたディレクトリ(通常はダウンロードフォルダ)に移動します。例えば、cd ~/Downloadsと入力します。
mv chromedriver /usr/local/binというコマンドを実行します。これにより、chromedriverファイルが/usr/local/binディレクトリに移動します。
以上の手順により、chromedriverはシステムのパスに含まれ、どのディレクトリからでもアクセスできるようになります。これにより、Seleniumなどのスクリプトからchromedriverを直接呼び出すことができます。

5.最後に

from selenium import webdriver

driver = webdriver.Chrome()

この手順により、ダウンロードしたChromeDriverをシステム全体で利用できるようになります。それぞれのスクリプトでChromeDriverのパスを指定する必要がなくなります

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