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はじめに

Qiita、そしてQiitaへの投稿者の皆さんには日頃から大変お世話になっています。
この場を借りてお礼申し上げます。

分からないこと、ちょっと知りたいことをググるとQiitaの記事がヒットすることが多く、その度に、小さな学びや問題の解決を得ることが出来ます。

そんな「技術的な力」を持ったエンジニアの皆さんにおすすめしたいのが、Udemyの講師です。

Udemy講師のメリット

Udemy講師になるメリットは以下の3つに整理できるかと思います。

  1. 自分の知識の体系化と深め
  2. 自分ブランディング
  3. [ちょっとしたお小遣い] (#ちょっとしたお小遣い稼ぎ)

自分の知識の体系化と深め

最初にお伝えしたいメリットは、自分の知識の体系化と深めです。

**「教える人ほどよく学ぶ」**と言われている通り、Udemyを通じて、第三者にお持ちの知識を伝えることで、自分自身の知識を体系化し、かつ、深めることができます。

というのは、コースを作成するには、レッスンプラン、つまり「章立て」を考える必要があります。
この作業から、皆さんの持つ知識をどのような塊に分けて、どのような順番で教えるべきなのかを考えることになります。必然的に自分の持つ知識を分解し、どの知識とどの知識が関連しているのかを考えなければいけません。関連している知識は通常、「最初にAを知っていないと、Bは理解できない」という関係性があり、レクチャーの順番をその順番で構成するべきということを自分で認識することになります。

つまり、レッスンプラン作成を通じて、お持ちの知識を自分で体系化することができます。

私は、[BigQuery で学ぶ非エンジニアのための SQL データ分析入門] (https://www.udemy.com/course/bigquerysql/?referralCode=30567486EBCB037EFAEC) という講座をUdemyで展開していますが、その際に作成したレッスンプラン(一部)は以下の通りでした。

1205.png

各セクションの順番の妥当性についてはもしかしたら議論があるところかもしれませんが、レッスンプランを考える過程で、SQLがどのような知識の「塊」でできているのかは自分自身、非常にすっきり理解できました。

自分ブランディング

メリットの2つめは**「自分ブランディング」**です。

エンジニアさんの知識やスキルや「腕前」というのは、実は意外と対外的に証明しづらいのではないかと思っています。(もちろん、Qiitaの記事を読む人が読めば、「むむ、この人できる!」というのはありますが、知識をまだ持っていない初心者の人には誰の記事が本当に「すごい」のか、分からないことがほとんどですね。)
私は、Google アナリティクスに基づく、Web解析コンサルタントなのですが、エンジニアの皆さん同様「実力を証明する方法」が、実はあまりないです。

そこで、Udemyでの講師です。講師をすることで、「この人は、他の人からお金を貰ってある技術を教える"先生"」なのだ。ということを対外的に証明できます。
ブランディングは自分で「私できる人なんです。」といくら言ってもまったく効果なく、第三者に「この人はできる人なんです」と言って頂く必要があります。

私は、[パフォーマンス改善のためのGoogle アナリティクス活用法] (https://www.udemy.com/course/google_analytics/?referralCode=BC62EAEF7C96CD9C39C9)という講座をUdemyで展開しています。そのコース紹介をごらんください。以下の通り「ベストセラー」のマークや、レーティング(5点満点中4.4点)、受講生数(2,386人)が表示されます。つまり、Udemyがブランディングしてくれます。

また、画像の下部にある「Udemy for Business」とは、Udemyが企業向けの提供しているBtoBプログラムです。該当の講座は、Udemyが企業内研修にふさわしいとして認めてくれた証でもあるのです。

1205a.png

つまり、Udemy講師はエンジニアの皆さんの自分ブランディングにもなります。

ちょっとしたお小遣い稼ぎ

メリットの3つめは、ちょっとしたお小遣い稼ぎです。

Udemyは有料の講座を「販売」できるプラットフォームですので、受講者の方がコースを購入してくれると、お小遣いになります。

私が一番最初に公開した講座は、データサイエンティストを目指す人のための『ゼロからの Tableau 入門』 です。2018年1月に公開しましたが、累計の登録者が3,200人を超えています。もちろん、全員が有料登録ではない(私が取締役をしている株式会社プリンシプルの社員には無料で提供しています)ですし、全員が定価でご購入いただいた訳ではありません(Udemyは、マーケティングプログラムにオプトインすると定期的に値引きキャンペーンをしてくれます。)が、それでもこの人数です。ある程度のお小遣いにはなっています。

1205b.png

また、もし、エンジニアの方が複数のスキルをお持ちの場合、私のように複数の講座を展開することで、お小遣いはより稼ぎやすくなります。

まとめ

如何でしたでしょうか?

もちろん、今、エンジニアの方は一般的には忙しい毎日を送られているとは思います。その上、Udemyの講師をするのは難しい。と思う方もいらっしゃるとは思いますが、この年末年始、頑張って講座を作ってしまうというのも良いお正月の過ごし方なのではないかと思います。

それでは。

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