Array.reduce()を使ってGSAP3 timeline.to()のチェーンを作る

JavaScriptのPromiseの使い方を解説したMDNのドキュメントに、Array.reduce()を使って複数の処理を直列的に繋げるコードが載っていて、数学のような不思議な記述形式にちょっぴり感動しました。

MDN: Promiseを使う — 合成 (Composition)

なるほど。Something.fn().fn().fn() ...というふうにメソッドチェーンを作れるオブジェクトならこの方式が適用できるのですね。GSAP3のTimelineもto()メソッドなどでチェーンを作れます。

早速やってみました。たとえば、4個の要素を順番にアニメーションするこのTimelineの場合、

javascript

gsap.timeline({ defaults: {duration: 2, x: 300} })
.to('.a', {})
.to('.b', {})
.to('.c', {})
.to('.d', {});

これをArray.reduce()を使って次のように書き換えます。

javascript

['.a', '.b', '.c', '.d'].reduce((tl, e) => tl.to(e, {}),
       gsap.timeline({ defaults: {duration: 2, x: 300} }));

サンプルはこれです。

See the Pen
Array.reduce, gsap.timeline by Kazuhiro Hashimoto (@kaz_hashimoto)
on CodePen.