3種類のCO2センサーのデータの比較を行いました。
##使用CO2センサー
型名 | メーカー | 測定範囲 |
---|---|---|
SCD30 | Sensirion | 0~40000 ppm |
SCD41 | Sensirion | 400~2000ppm |
MHZ-19C | Zhengzhou Winsen Electronics | 400~5000ppm |
##比較グラフ
[センサーデータExcelデータ] (https://drive.google.com/file/d/1w5Z1VDmYSdw6Fbbtub26gu3Ms06fpHlc/view?usp=sharing) (このグラフのExcelデータです)
##評価
今回の計測は2021年7月15日 00:00 ~ 16日9:00 までと1日程度ですが、
3つのセンサーに大きなばらつきは無く取得データに±補正をかけるとほぼグラフが重なりそうです。
(物差しとなる計測器が無いのでどれを基準にするかの問題はありますが)
MH-Z19CとSCD30のデータがほぼ同じなのも正直おどろいています。
この2つのセンサーは***非分散型赤外線吸収法方式(NDIR)***という同じ方式となっています。
価格差から考えるとMH-Z19Cのコストパフォーマンスが高いことになります。
SCD41に関しましても期待以上の結果となりました。
このセンサーは他のセンサーに比べるとすごく小さいので、小型のCO2計測器を作ることが出来そうです。
今回のデータは参考程度にとらえてください。
性能を保証するものではありません。