STマイクロのB-L072Z-LRWAN1のような
MurataのLoRaWANチップCMWX1ZZABZを搭載したボードの開発環境として
Arduino IDEを使ってみました。
参考にしたページ
https://github.com/GrumpyOldPizza/ArduinoCore-stm32l0
このページに書かれている通りに設定していけば動くと思います。
・先ずは Arduino IDEの環境設定への追加
[ファイル] → [環境設定]
追加のボードマネージャのURLに
{https://grumpyoldpizza.github.io/ArduinoCore-stm32l0/package_stm32l0_boards_index.json}
を追加します、すでに別の追加のボードを設定している場合は改行して追加します。
・次にボードマネージャへの追加
[ツール] → [ボード] → [ボードマネージャ]
{Tlera Corp STM32L0 Boards} をインストールします。
(2018年7月8日時点では Ver0.6が最新版)
これで、MurataのLoRaWANチップ(CMWX1ZZABZ)を使ったボードの開発環境が整いました。
なお対応しているボードは
Tlera Corp
Grasshopper-L082CZ(*)
Cricket-L082CZ
Cicada-L082CZ
STMicroelectronics
B-L072Z-LRWAN1(**)
P-NUCLEO-LRWAN1
NUCLEO-L053R8
NUCLEO-L073RZ
です。(*)は検証に使ったボードです。
Arduino IDEの [ツール] → [ボード] からこれらのボードを選択できるようになっているはずです。
ちなみに今回インストールしたソースファイルとサンプルファイルは
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Arduino15\packages\TleraCorp\hardware\stm32l0\0.0.5\libraries\LoRaWAN
フォルダーに置かれています。
次回はこのサンプルプログラムを基にプログラムを組んでみます。