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TeamSpeak3 を突貫で立ててみた & 少し触ったメモ

Last updated at Posted at 2015-10-27

事の始まり

友人M氏がこんなツイートをしていました (一部改変)

TeamSpeak(以下TS)とSkypeの違い
- skype
自skype→自回線→skype鯖→相手回線→相手skype
- TSはskype機能搭載の掲示板
自回線→個人の立てたTS鯖←相手回線
一人一人の音量変更可

TeamSpeakというものに興味を持った私は、早速使える環境を整える事にしました。行動力つけないと。

今回の目的

  • TeamSpeak3 のサーバをインストール
  • TeamSpeak3 のクライアントを入れて、外から接続してもらって、お話できるか確認する

インストール環境

  • サーバ : CentOS7
    • 色々と立っているところに立てる。所詮実験だから...という軽い気持ち
  • クライアント : Windows7 Pro / MacBookAir Yosemite

インストールするもの

  • TeamSpeak3 Client (Windows / Mac 両方とも)
  • TeamSpeak3 Server ver.3.0.11.4 (Linux 64bit)

両方共、公式サイト(https://www.teamspeak.com/downloads) からダウンロードします。

作業内容

メインで参考にしたサイトは、TeamSpeak3 サーバの建て方 Linux編

足りない情報は、Wikiページを参考にしました。

Teamspeak3 Serverのインストール on Centos7

まずは、サーバをダウンロードします。今回は64bitなので、こちら
1.png

これを、SSHクライアントの方(Windows or Mac ...etc)にダウンロードします。

ダウンロード後、SCP クライアントを使って、サーバの方に転送します。
1

TeamSpeak3 の実行ユーザは、新たに作ったほうが良さそうなので、適当に作ります。

# useradd teamspeak
# passwd teamspeak

後は、SCPでコピーしたファイルを、配置したいディレクトリに設置した後、teamspeak ユーザになって、実行すると、とりあえず動きます。
今回は、/home/teamspeak/以下を作業用ディレクトリにします。

# cp teamspeak3-server_linux-amd64-3.0.11.4.tar.gz /home/teamspeak/
# su - teamspeak
$ tar zxfs teamspeak3-server_linux-amd64-3.0.11.4.tar.gz
$ cd ./teamspeak3-server_linux-amd64
$ ./ ts3server_startscript.sh start

ここまでで、一応は動きます。
初回起動時には、色々と文字列が表示されますが、これは重要ですので、
コピペして保存しておいてください 2

ですが、ローカルでも外からでもログインできません。

firewalld の設定追加

今回開放するポートは3つです。(wikiページを参考)
- 9987 / udp (音声用)
- 10011 / tcp (クエリ接続用)
- 30033 / tcp (ファイル転送用)

私の環境では、firewalld は enabled です。なのでポートの開放をする必要があります。
以下の設定は一例ですので、ご自身の環境に合わせてポート開放してください。

# firewall-cmd --add-port=9987/udp --zone=public
# firewall-cmd --add-port=10011/udp --zone=public
# firewall-cmd --add-port=30033/udp --zone=public

--permanent オプションをそれぞれにつけると、永久的に設定されるようになります。

外部からアクセスしてもらうには、同様の設定をルータの方にも行ってください。

TeamSpeak3 Clientの設定

on Windows

初回起動後、最初にログインする端末では、サーバ管理者への昇格ができます(できました。

まずは、サーバへ接続を行います。

2.png

サーバアドレスは、ローカルの場合はサーバのIPアドレスを。グローバルの場合はドメイン名でOKです。(ポート開放している場合)

ログインすると、特権キーが求められます。

3.png

ここで、起動時に出てきた値を使用します。
コピペで、token=xxxxxxxxxの値をコピペすると、その端末では管理者権限が与えられます 3

これで、ひとまずログインできました。

on Mac

Mac の場合もほぼ同じです。

構築のまとめ

linuxの場合は、特に問題なく構築ができました。
気をつけなければならないのは、ファイルの転送方法とfirewalld(iptables)によるポート開放ぐらいです。後は気合で通せます。


以下、完全にメモみたいなものです。参考までに

ちょっとだけプライベート化してみたい

サーバ自体にパスワードかけたい

ツリーの一番上のサーバを右クリック → バーチャルサーバーの編集
4.png

後は画面の通り、パスワードを入力すると、ログイン時にパスワード認証ができる
5.png

感想

手軽にプライベート(みたいな)ボイスチャットができるのは便利ですね。
後はセキュリティ的に怖いので、ポートをデフォルト以外にしたいのだが...要勉強です。

おまけ

7.png

そもそものリソース量が足りないのが結構な痛手。メモリーを近々買います...(^^;


  1. wget でダウンロードしようかと考えたのですが、リンクが上手く取得できなかったので、この方法に。 

  2. なお、この記事を書いている私は、コピペをし忘れたので、既に終了のお知らせ...^^; 

  3. 実はよくわかってない。おそらく特権が与えられるはず。 

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