目次
1.実施した場所
2.吉田町について
3.吉田町の課題
4.SDGsについて
5.アプリについて
6.アプリ作成の工程
7.オープンデータ
8.未来の姿
9.その他
1. 実施した場所
静岡県榛原郡吉田町
吉田町ホームページ
2. 吉田町について
静岡県の榛原郡にあり、大井川の河口に位置する町です。
春から秋にかけて多くの花が咲き誇る「吉田公園」や町のシンボルとして建てられた展望台「小山城」が有名です。
吉田漁港は県下有数のしらすの水揚げ港で、他にもおいしい特産物がたくさんあります。
参照:吉田町ホームページ
3. 吉田町の課題
・住民の防災への知識、意識が少ない
第5次吉田町総合計画にある「住民の防災への知識・意識が少ない」という課題に着目しました。
・備蓄の用意ができていない人が多い
吉田町のホームページのアンケートによると備蓄の質問に関して備蓄の用意ができていないと半分以上の人が回答しています。
参照:わが家の防災チェック表(吉田町ホームページ)
・人口減少
吉田町の人口は減少の傾向にあります。
2010年から人口が減少し始めており、2045年には25,000人を下回ると予想されています。
参照:RESAS
4. SDGsについて
SDGsとは、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられた目標で、17のゴール・169のターゲットから構成される「持続可能な開発目標」です。地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
今回、解決する目標は、11の「住み続けられるまちづくりを」です。
災害時に備えて防災意識を高めることにより、安心して住み続けられるようになると考えました。
SDGsについて詳しく知りたい方はこちら
5. アプリについて
・アプリ名
YOSHIBO
吉田町防災対策アプリなので、吉田町の「よし」と防災の「ぼう」をとって、YOSHIBOという名前にしました。
・アイコン
防災のアプリなのでヘルメットにし、アプリ名を入れることによってアイコンを見ただけでYOSHIBOだとわかるようにし、防災の色であるオレンジを入れました。
・アプリ内容
①クイズゲーム
二択のクイズでストーリー性があり楽しく学べます。クイズの後に解説があるので理解しながらクイズを楽しむことができます。
<キャラクター>
一ノ瀬快 野原さや
②避難地図
避難場所に指定されている学校や施設、避難タワーをオープンデータにし、マップに表しました。地区ごとに避難マップを分けて作ったので見やすくなっています。
③備蓄リスト
首相官邸のホームページの備蓄確認表を参考にチェックリストを作りました。女性・子供のいる家庭・高齢者と3つのくくりにし、誰でも使いやすいようにしました。
参照:防災の「備え」チェックリスト(首相官邸)
非常用持出品チェックシート(消防庁)
6. アプリ作成の工程
・クイズゲーム
「TYRANOBUILDER」を使い、クイズゲームを作成しました。
・避難地図
「Monaca Education」を使い、作成しました。
・備蓄リスト
避難地図と同じく、「Monaca Education」を使い、作成しました。
7. オープンデータ
避難場所と避難タワーをまとめたオープンデータを作成しました。
作成したオープンデータはこちら 。
8. 未来の姿
アプリを使うことで防災について学ぶことができ、第5次吉田町総合計画で2023年の姿として挙げている「防災意識の向上」を実現することができます。
また、吉田町の課題をアプリによって解決できれば、SDGsの11「住み続けられるまちづくりを」と第5次吉田町総合計画の基本理念の一つである「安全で安心して住み続けることのできるまちづくり」を達成でき、吉田町の人口減少もくい止めることができます。
さらに、吉田町が住み続けられるまちになり、吉田町に住む人が増えれば、他二つの基本理念「賑わいが生まれ、活力がみなぎるまちづくり」「豊かな心を育み、愛する郷土を守り、次代につなげるまちづくり」を達成することができます。
9. その他
YOSHIBOが気になった方はこちら!!
こちらはAndroidの方のみアプリをダウンロードできます。
URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.YOSHIBO.helloworld
こちらはダウンロード不要で利用することができます。
URL:https://shimashor3.github.io/yoshibo/
Google Siteにも吉田町防災対策アプリについてまとめました。
Google Siteはこちら