先日、Oracle Master Silver 11g DBA を受験して、合格したので勉強方法と内容をメモ。
目的:
自分はITコンサル会社の新卒入社3年目。
最初に入ったチームで1年半ぐらい、DBAしてました。
メインでずっとOracleを使っていたので、業務上得た知識は結構あるが、プロジェクトもそろそろ終わるので次のプロジェクトに移る前に体系的に勉強して、資格として形に残しておきたかった。
結果:
83%で1発合格。(合格ラインは66%)
勉強期間:
1ヶ月
※時間にすると、20時間〜30時間くらい。
インプット時期の毎日1章ずつ解くときは、30分〜45分ぐらい。わからないところに下手に突っこまない。(公式ドキュメントとか読みだすと、きりがないw)
勉強方法:
使ったのは、いわゆる白本のみ。これを何遍もあきるまで(飽きても)繰り返す感じ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4797361867
- 1日1章、参考書部分を読んで問題を解く。間違えたところに印付ける。(この時点では模擬試験には手を付けない)
- 2周目、問題の間違えたところだけを4日ぐらいでざっと解きなおす。また間違えたところに印付ける。
- 模擬試験(2回分)を時間を測って解く。この時点で、だいたい50〜55%ぐらいで、合格ラインには達していない。
- 3週目、練習問題・模擬試験すべて間違えたところを通して解く。間違えたところは印。
- 4週目、練習問題の間違えたところを解いて、まだ間違えたところは問題に答えをつけてしまう(答えを丸暗記してしまうため)
- 模擬試験を全問解きなおす。これは試験前日で87%。間違えたところは問題に答えを書いてしまう。
- 試験開始2時間前ぐらいにテストセンター近くの喫茶店で、書き込んだ答えをすべて読む。を2週やる。ついでに各章末のチェックポイントを全部チェック。
感想:
勉強開始時点では、UNDO管理やメモリ管理のあたりとか自分のいままで知識がすごく表面的だったことがわかりショックを受けつつも楽しく勉強できた。
OracleはDBAの業務が楽になるために、いろんな仕組みをいれているが、うちのプロジェクトでは案外そこにはのっからないことが多い。例えば、11gから使える自動メモリ管理ではなく、共有メモリ管理にしている。構築した人の意図を考えつつ勉強したので、身についた事が多かった。
うちのプロジェクトは実は、ASMもRACも使っているがこれはGoldの範囲なので、受けてみようと思った。問題は高額のセミナー料をどうするかだなー。