【聞き流し勉強会】と称して、実質社内ラジオを一人で開催しています。
気づけば1年以上が経っていたので、やってきたことをメモ程度にまとめます。
実施内容
週に1度、業務時間内に15分枠(実際は10分程度)で実施。内容は1話完結で参加は任意。
スライドを用意して、場当たりで話をします。
スライドは補助程度で、業務をしながら聞き流せるようにしています。
youtubeの書籍内容まとめ動画のクオリティが低いやつみたいなイメージです。
扱っている内容と具体例は以下
- 当時話題となっていたセキュリティインシデント解説
- Orion Platformバックドア事件について
- Log4j
- AI解説
- 最新チャットアプリでできること(ChatGPTのこと)
- Edge AI
- ツール紹介
- ProcessMonitor
回ごとに録画し、動画としてアーカイブを残しています。
心がけていること
社外の事をニュースとしてただただ垂れ流すだけでは、私がやっている意味はないと思っています。
そのため、社内の事情にからめて話すことを心がけています。
セキュリティインシデントの話題では、同じインシデントが社内で発生する可能性があるか、また発生しないようにはどうすれば良いのか。
AIの話題では社内で開発しているAIと比較し、開発しているAIを社内の方に興味を持ってもらえるようにしています。
開始までの背景
私は、勉強した方がいいと思いつつしない人間なので、定期的に勉強会を開いてそれに向けていろいろやるのが良かったです。
定時後に開催できていた時期もありましたが、空気的にあれになりました。
参加者の負担にならないように、この形態を提案し、上長に許可をとって全社向けに実施しています。
得られたもの
参加した方が知識吸収できている、というのは省きます。
一応簡単なアンケート取って確認はしていますが、保証はできないので。
自分が得られた物を書きます。
ニュースに関心を持つようになった
勉強会で話すネタ集めとして、積極的にセキュリティインシデントや新しい技術の記事を読む癖がつくようになりました。
AI話題を積極的に聞くようになった
社内にはAIの研究班がありますが、私自身は開発した事はありませんでした。
しかし、勉強会の内容で社内のAIの話を聞くうちに、積極的に話に参加するようになりました。
開発中のAIの検証に参加し、いっちょ前に口を出してみたり。
また、研究班から指示を受けて実装を行う際、昔は「小難しいアルゴリズムだなぁ。実装面倒くさ」と思っていましたが、今は概要を理解できるよう研究班の方に質問しながら、前向きに実装ができるようになりました。
ずんだもん
- スライドを用意して、リアルタイムで話す形式でずっとやっていましたが、録画したものでも良いのでは?
- 録画ならyoutubeみたいに「あ~」とか「え~」とかカットした方がいいか。
- そもそも自分でしゃべらなくていいか。
ということで、youtubeでよく見る、ずんだもんを導入しました。
これをきっかけに、ずんだもんが扱えるようになりました。
編集ソフトは趣味で持っていたので、それを使って6分程度の動画を作り、公開しました。
予告無くずんだもんの動画を流したので、怒られないか心配でしたが、意外と好評でした。
台本作成編集に6時間かかったので、二度とやりません。
抱負
皆さんのためを装いながら、自分のためになっているので続けて行きます。
できれば、私以外の人がたまに、何なら持ち回りでやってくれると、その人のインプットアウトプットの機会になると思うので、巻き込んで行きたいです。
1年以上続けてきて、私以外の人が担当した回は1回しかないので。