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学習日記(言語化)#4 ストレージ②RAID

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なんとなく苦手意識が強いRAIDを学習していきます。
RAID(Redundant Array of Independent Disks)は簡単に言うと、複数のディスクを組み合わせてデータの信頼性とパフォーマンスを向上させる技術です。

なぜ組み合わせるのか?

ハードディスクには2つの課題があります。

  • CPUやメモリに比べると処理速度が遅い
  • ハードディスクが破損して、保存してあるデータがすべて失われる可能性があること

これらを防ぐために考えられた技術です。

主な使用環境

  • データセンター
  • 企業のサーバ環境
  • NAS
  • ストレージシステム
  • 高性能PC(身近なものだとゲーミングPCかな?)

代表的なRAIDの種類

RAID0

  • ストライピング:複数のハードディスクにデータを分散することで高速化したもの。
  • 性能は上がるが、信頼性は1台のディスクに比べて低下する。

RAID1

  • ミラーリング:複数のハードディスクに同時に同じデータを書き込む。
  • 一方は完全なバックアップ。
  • 信頼性は上がるが、性能は変わらず。

RAID0+1, RAID1+0

  • RAID0,RAID1は「速度」「信頼性」のどちらかしか向上しない。
  • 両方を向上させるために考えられた技術
  • RAID0+1:ストライピングされたディスクをミラーリング
  • RAID1+0:ミラーリングされたディスクをストライピング
  • 最低でもディスクが4台必要

RAID3,REID4

  • パリティ情報:データの整合性を守り、ディスク故障時のデータ復旧を可能にするための手法
  • 複数台のディスクの内、1台をパリティディスクにし誤り発生時に復元する
  • RAID3:ビットごとに復元を行う方式
  • RAID4:ブロックごとに復元を行う方式

RAID5

RAID4と比較してみる

  • パリティ情報の保存方法が異なる
  • RAID4:パリティ情報を1つの専用ディスクに保存
  • RAID5:パリティ情報を全てのディスクに分散して保存
  • RAID5は、各ディスクが順番にパリティ情報を持つようにすることで、特定のディスクにアクセスが集中するのを避け、書き込み性能を向上させている。

RAID6

RAID5と比較してみる

  • どちらもパリティを利用しているが、データ保護のレベルに違いがある
  • RAID5:1台のディスクが故障しても、1つのパリティ情報を使ってデータを復元することができるが、2台同時に故障するとデータを失う可能性がある
  • RAID6:2台のディスクが同時に故障しても、2つのパリティ情報を使ってデータを復元できる。
    RAID5よりも高い冗長性と信頼性を提供する

最後に

改めて学習してみると、「なるほど〜」と感じましたが、実際に使用してみたいですね。
イメージ画像をそのうち編集で入れるかもしれません!
座学だけだと少し退屈なので、そろそろ何か作ろうかなと考えてます。

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