BAISCは
Beginners' All-purpose Symbolic Instruction Code
の略でこれを和訳してみると
「初心者向けの汎用シンボリック命令コード」と訳される
初心者向けのプログラミング言語で通常はインタープリタで供給される。
なんで初心者向けか?
1980年ごろのPCは、BASICインタープリタを搭載したパーソナルコンピュータが一般的だった。
(ちょっと脱線)
このベーシックを供給していたのがマイクロソフトで、パソコンを操作するための言語を乗っけていた。この頃からやっぱりパソコン基本ソスとはマイクロソフトだったりする。
で、なんで初心者向けかというと今の言語に比べると単純であることが1つ挙げられる。
現在の言語は、多くの場合オブジェクト指向と呼ばれる概念が取り入れられているが、そのような概念がなく行番号の順に書かれている構文を解析して順次実行されるようになっているのみで複雑ながいねんが無いので理解しやすい言語です。
BASICの欠点
BASICの欠点は、大きなプログラムを書く際に以下のようなことが起きました。
プログラムを作る際には、必ずいろいろなデータを保持するため、変数を使いますがプログラムが大きくなるとこの変数につける名前がかぶってしまう、という問題が置きました。
なので・・・
BASICは初心者向けの言語だけど大きなプログラムを作るには向かない!
ということが言えます。
このようなことを防ぐために構造化という概念が取り入れられ、そのご構造化されたデータを扱うためのメソッドと呼ばれるカプル化された構造の中で実行される処理コードが追加された事でオブジェクト指向につながっていきます。
構造化の概念やオブジェクト指向という概念は、結構理解するのが難しい概念であるためそのような概念がないBASICは理解しやすい言語と言えます。