node.jsのバージョンがいろいろあってよくわからない
node.jsのバージョンが1.x、io.js、11.x等があり、なぜ分かれているか、どんな差分があるのかわからなかったので簡単に調査。
0.12.xって何
Node.jsは0.xの時代に開発が停滞していたことがあって、一部の開発者が「io.js」と称してフォークを行い、バージョン1から3まで進んでいました。
その後、Node.jsとio.jsが再統合されることとなったのですが、io.jsでバージョン番号が進んでいてしまって、そちらと同じ番号を使っても混乱するので、統合後のNode.jsは4.0を名乗ることとなりました。
つまり、io.jsを統合せず進んでいるのが 0.12.xで、4.x以降はio.jsの変更を取り込んだバージョンとなる。
結局どのバージョンを使えばいいの?
新しい機能試してみたいなら奇数バージョン、安定したシステムを構築したいなら偶数バージョンの最新版を使いましょう。
バージョンの定義は奇数がCURRENT(最新の機能を取り込んでいるけど安定性は保証しない)、偶数がLTS(Long-Term-Support 長期の保守運用に使用することを目的としている)と定義されている。
詳しくはgithubを参照。
node.js/release
まとめ
昨今の開発ではバージョンの位置付けを理解した上で、node.jsのバージョン管理ツール(anyenv,nodenv,nodist等)を使ってうまいこと付き合っていくのがきっと正解。