SPSS Modeler18.4からSnowflakeにSDAP ODBCドライバーで接続します。
- テスト環境
- Windows 11 64bit
- Modeler 18.4
- SDAP 8.1.1
- IBM SPSS OEM Snowflake ODBC ドライバー 8.00.00.63
サポートされるODBCドライバーの確認
以下で確認します。Modeler 18.4ではSnowflake native driver 2.25.2とSDAP8.1.1のドライバーがサポートされています。ここではSDAP ODBCドライバーで接続してみます。(Modeler18.3ではNativeドライバーのみのサポートで、SDAPドライバーのサポートはありませんでした)
なお、Nativeドライバーで接続する方法は以下の記事で書いています。
SPSS ModelerからSnowflakeに接続する(Nativeドライバー) - Qiita
特にどちらのドライバーが方が優れているかという情報はありません。
ODBCドライバー導入
SDAPのODBCのドライバー導入は以下の手順で行います。
SPSS Data Acess Pack(SDAP) 8.1.1の導入(Windows) - Qiita
導入するのはSDAP8.1.1ですが、IBM SPSS OEM Snowflake ODBC ドライバー 8.00.00.63が導入されます。
ODBCの設定
ODBCデータソースアドミニストレーター(64bit)を起動します。
「IBM SPSS OEM 8.0 Snowflake」を選びます。
WebブラウザでSnowflakeのコンソールに入り、「管理者」_「アカウント」を開き、をクリックします。アカウントのURLを取得します。
利用するウェアハウスも確認しておきます。ここではSFTESTを使います。
接続したいデータベースも確認しておきます。ここではSNOWFLAKE_SAMPLE_DATAにつなぎます。
ODBCデータソースアドミニストレーターに戻ります。
「Data Source Name」には任意の名前を選びます。
「Account Name」には上で得たURLの「https://xxxxxx.snowflakecomputing.com 」の「xxxxxx」の部分のアカウント名のみを貼り付けます。「https://」と「.snowflakecomputing.com」は除きます。
「Warehouse」と「Database Name」はコンソールで確認したものを入力します。この例ではSFTESTとSNOWFLAKE_SAMPLE_DATAです。
「Test」ボタンで接続確認をします。ユーザー名とパスワードを入力し、テストが成功したらOKで保存します。
Modelerからの接続
データベースインポートノードで「新規データベース接続の追加」を選びます。
データソースで設定したデータソースを選び、ユーザーとパスワードを入力します。
テーブル名を指定し、「プレビュー」します。ここでは「TPCH_SF1.REGION」を選んでいます。
なお、SDAPはODBCドライバーですが、SnowflakeのODBCドライバーについては内部的にJDBCを使っているようです。ク