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Waston StudioからICOSデータにアクセス

Last updated at Posted at 2021-10-05

CP4D 4.0のWatoson StudioからICOS上のCSVファイルとparquetファイルにアクセスしてみます。

接続の全体イメージは以下のようになります。
1.ICOSにバケットを用意して、ファイルを入れます。
2.サービス資格情報を作成します。
3. Watson Studioで接続オブジェクトをつくり、接続データを選んでアクセスします。

image.png

#1 ICOSバケットの確認
読み書きしたいデータのあるbucketを選びます。
ここでは200322icosbucketというbucketを対象にします。
image.png

パブリックのエンドポイントをメモしておきます。
s3.jp-tok.cloud-object-storage.appdomain.cloud

ちなみに以下のデータが保存されています。
image.png

#2 ICOSのサービス資格情報作成

まずICOSのサービス資格情報を作成します。

image.png

名前はds201004と付けました。
サービスIDは新規に作成し、ds201004_sidという名前にしました。後でこサービスIDの権限を修正するので、自動生成せずにわかりやすい名前を付けるのがお勧めです。
HMAC資格情報はONにします。

出来上がったサービス資格情報の以下をメモしておきます。
apikey
access_key_id
secret_access_key
resource_instance_id

image.png

#3 アクセス制御
このままだとどんなバケットにもアクセスできてしまうので、特定バケットへのアクセスに絞ります。

メニューの管理からアクセス(IAM)に移ります。

image.png

サービスIDから先ほど作成したds201004_sidを選び、アクセス・ポリシータブでライター役割を編集します。

image.png

リソース・タイプにbucketを指定します。
リソースIDはアクセスを限定したいバケットを選びます。ここでは200322icosbucketです。
image.png

#4 Watson Studioで接続オブジェクトを作成

プロジェクトに接続オブジェクトを追加します。
image.png

Cloud Object Storageを選択します。
image.png

バケット:アクセスしたいバケットを選びます。ここでは200322icosbucketです。
ログイン URL:バケットの構成で確認した。パブリックのエンドポイントを入力します。
リソース・インスタンスID:サービス資格情報で生成したresource_instance_id

API 鍵:サービス資格情報で生成したapikey
アクセス・キー:サービス資格情報で生成したaccess_key_id
秘密鍵: サービス資格情報で生成したsecret_access_key

image.png

#5 Watson Studioで接続データオブジェクトを作成

接続データオブジェクトを追加する。
image.png

接続に200322icosbucketを選び、ファイルを選びます。ここではCond4n_e104.csvを選んでいます。
image.png

資産名を付けて保存します。
image.png

資産をクリックしてプレビューを確認します。
image.png

参照できました。
image.png

#6 Watson StudioのNotebookで読み込み
Notebookを開き、データアクセスのボタンをクリックし、Cond4n_e104.csvを選択し、コードに挿入のなかからpandas Dataframeを選びます。

image.png

200322icosbucket_data_requestというコレクションオブジェクトが自動コードで作られますが、接続名の先頭が数字で始まっているとPythonのSyntaxエラーになるので、200322icosbucket_data_requestをicosbucket_data_requestに変更しました。

image.png

データが読めました。
image.png

#7 parquetデータ
上の例ではcsvファイルを読みましたが、parquetデータも読めます。

接続データでCond4n_e104.parquetを選んでいます。

image.png

プレビュー表示も可能です。
image.png

Notebookからも読めました。
image.png

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