この記事は、女性エンジニア応援!エンジニアとしてやりがいを感じた経験談をシェアしよう! by パナソニック コネクト Advent Calendar 2024の参加記事です。
この記事で書くこと
- 実務未経験でwebエンジニアとして働き2年半経った感想
- 自分(女)が働いていてエンジニアになりたいと思う人が増えたらいいなーという話
- 今までやりがいを感じたこと
- こんないいことがあるよーという点
この記事で書かないこと
- ポエムなので技術についての詳細は書きません(すみません)
自己紹介
- 地方の社員数1桁の自社開発になりたい受託会社で働いています
- 30過ぎでプログラミングスクールや独学を経て実務未経験で入社しました
- PHP(主にLaravel)でWebの業務システムを開発しています
- この記事単体で完結してますが、実務1年のときに書いた去年の感想は下記にあります。ご興味あればぜひ。
2年半経った感想
シンプルに「難しいけど楽しい」ですね。
去年は課題ばっかり感じてて、「難しい」が大きく上回ってたんですが、2年目の今年は「楽しい」の比率が増えてきました。
技術の勉強には終わりがないので、確実に去年より経験値や知識が増えてるけど、去年とは違う「分からない領域」の地平が見えてるだけで「技術何も分からん!」という状態には変わりないですが、業務で使う部分の知識は結構付いて、独り立ちできてきてるなーという実感があります。
去年感じてた課題どうなった?
去年の記事に書いた課題が今年どうなったか比較してみます。
去年の記事の該当部分
比較に興味がない方はここを読まず「エンジニアになりたいと思う人が増えたらいいなーという話」まで飛ばしてください。
「フレームワークの知識は付いたけど、素のPHP分からん」問題
PHP8上級試験に向けて勉強して今年合格しました🎉
詳しくは自分のブログに書いたんですが、PHPという言語仕様がちょっとは分かったのかなーと。
少なくとも業務上「PHP分からん!」で悩むことは少なくなりました。
「素のSQL分からん」問題
あまり差分ないです。今も分からないです。精進します…。
「クライアントとのコミュニケーション難しい」問題
これは、経験値が積まれた分楽になってます…が受託ゆえクライアントが変わると振出しに戻って、コミュニケーションコスト爆増することもよくあるので、粛々と伝わる日本語を勉強し続けようと心に誓いました。
まだ読書中ですが、名著と言われる「理科系の作文技術」は血肉になりそうでとても良い本です。
「複数案件の並行が難しい」問題
得意じゃないなって思って細かい工夫はしてるんですが、難しいですね。
お客さんの返信待ちとかで違うタスクに行くときには、「返信が来たらこれをやること!」みたいなメモを残してからタスク切り替えるようにしたらちょっと改善した気がします。
でもまだ切り替えコスト時間かかってるので、引き続き工夫していきたいです。
「テストコードが書けない」問題
引き続き書けてないです。
自動テストが無い前提で工数が組まれてたりして業務の中では難しいということを痛感する日々です。
テストコード書いて開発した方が早いです!になれば良いのは分かってるんですが、納期飛ばすわけにはいかないので実装を優先してしまいます。
なので、業務中に無理ならプライベートだ!ってことで、テスト駆動開発で個人開発やってみようかなと思っています。
「人の書いたコードが読めない(読むのに時間がかかる)」問題
これは、経験と知識がついてあまり感じなくなりました。
自分で書くコードの分量が増えたのもあります。
なので、自分が書くときにはリーダブルなコードになるよう引き続き精進していきたいです。
「前提「健康」の大事さ」問題
これはめちゃくちゃ改善しました。
まず、スタンディングデスクにしました!
腰が痛くなくなり、午後の睡魔もマシになりとても良い感じです。
そしてリモートワークになりました!
一見、運動不足になるのでは…?と思われるかもしれませんが、私は逆に健康になりました。
なぜかというと、
- 外出ないのヤバいと思って筋トレ(バックランジ)始めた
- 筋トレ続いた試しがないが運動しないとヤバいという危機感により継続できてる
- 継続により下半身に筋肉ついて立って仕事するのや階段が楽になった
- 初めて筋肉ついて嬉しいのでモチベアップという好循環
- 昼ごはん、炭水化物抜きにしてみた
- 出社してた時はお弁当持参だったが、自宅だとその縛りが無くなったので、圧力鍋で野菜と鶏むね肉を煮たものを毎日食べている
- 前より体調良い気がする
エンジニアになりたいと思う人が増えたらいいなという話
私は、エンジニアになる前は調理師として10年勤務していました。
それ以外もちょこちょこ転職していろいろやってましたが、基本的に非デスクワークの肉体労働が多かったので、そんな自分の視点で、やりがいを感じたことや、エンジニアの仕事のここ良いな!と思う点を挙げてみます。
私はエンジニアに転職して、最初は大変だったけど、今では良かったなと思ってるので、エンジニアに転職しようかなーどうしようかなーと考えている方の参考になれば幸いです。
前提
うちの会社は女性エンジニアの方が多いです。
今の会社がこの業界一社目なので、これが珍しいのかどうかが分からないんですが、こういうテーマの企画があるということは珍しいんだろうなと思っています。
なので、良い意味で「女性だから」「男性だから」という差をこの仕事で感じたことがありません。
なので、女性ならではみたいな話は少ないかもしれません。
やりがいを感じたこと
- お客さんの要望や業務ロジックを仕様に落とし込んでプログラムで表現できたとき
- エンジニアの仕事のバリューの根本の部分がここな気がするので、お客さんに貢献できてるなって思えて嬉しいです
- エラーやバグの原因が分かって解決したとき
- 調査中はストレスかかるのでその分の反動で解放されたとき達成感を感じて嬉しいって感じですかね
- でももっと単純に、知らなかったことを知り、知識欲が満たされるみたいな喜びもあると思います
- 社内で使う新しいツールの導入を提案して業務効率化に貢献できたとき
- うちは小さい会社なので役職が無く社長とも壁が無いので「このツール試してみませんか?」と提案したら「いいね!やってみよう」とすぐ取り入れてくれるので、業務効率が上がると嬉しいですね
- 最近だと、GitHub Copilot Chatの使い方とか、AIでの会議の文字起こしなどを提案して感謝してもらいました
- 今は、脆弱性診断も外部委託の前に社内でできたらいいねという話があり調べてたりします
この仕事の良い点
- 業務上、男女差をあまり感じない
- 力仕事は無いし、業界的にも男性が上という風土がない気がします
- 転職するときに前職の経験がそのまま活かしやすい
- エンジニアの仕事は、その会社でしか通用しない業務というのが少ないので転職するときも同じ技術領域であれば前職の経験を活かしやすいと思います
- 例えば、私はPHPという言語でLaravelというフレームワーク使って仕事をしていますが、同じ技術を使っている会社なら同じようにコードを書けるという感じです
- エンジニアの仕事は、その会社でしか通用しない業務というのが少ないので転職するときも同じ技術領域であれば前職の経験を活かしやすいと思います
- 今日勉強したことを明日すぐに活かせる
- 例えば、こういう情報取ってきて画面に表示したいんだけど、どうやるんだ?ってときとか家帰って調べてこういうやり方あるじゃん!と発見して、次の日試してみたらできたってことがよくあります
- コード書いて動くもの作るときに私が一番楽しいと感じるのがここです
- 「今日できなかったことが明日できるようになる」が他の仕事より多いと思います
この先はリモートワーク前提の良い点です。
- 私は雪国に住んでいるので冬に洗濯物が乾きません(浴室乾燥機というハイソなものはありません)
- 勤務時間に雪雲が晴れて急に日差しが…ってときにシュバっと干せます
- 逆もしかりで急に雨降ってきたらしまえます
- 宅急便が受け取れます
- 住む場所が縛られない
- 配偶者の転職や転勤などでも退職しなくて良いのが良いですね
- 体調不良のときも精神的に楽
- 女性の場合だと生理痛とか、男性も急な体調不良は多々あるかと思いますが、自分の家なら何かと融通利きます
- トイレ行ったり、顔洗ったり、身体動かしたりを会社よりは自由にできるので
- 女性の場合だと生理痛とか、男性も急な体調不良は多々あるかと思いますが、自分の家なら何かと融通利きます