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導入したOSのメディアはisoファイルで保存しておくと便利です

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目的

Linux OSを導入した際、インストールメディアのisoファイルを作成しておくと、いざという時助けになる場合があります。
例えば、インターネットが使えない環境で追加のパッケージを入れたい場合などですね。
通常なら、メディアを入れて作業となりますが、ssh越しの遠隔地だとそうも行かない事情がありますし、3m先のラックまで歩くのがダルい時もあるわけですから、用意しておくに越したことはありません。
転ばぬ先のつえとして、インストールメディアのisoファイルを作成して保存しておきます。

インストールメディアのiso作成

 isoファイルの作成にはddコマンドを利用します。
 以下のような操作で、ISOファイルの作成が可能です。

$ mkdir /usr/local/backup
$ cd /usr/local/backup
$ dd if=/dev/cdrom of=CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.iso

isoファイルのマウント

いざ導入メディアの参照が必要になった場合は、mountコマンドを使用して、isoファイルの中身を使えるようにします。
以下のコマンドで、isoファイルをマウントします。

$ mount -o loop -t iso9660 CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.iso /media/

なお、mountコマンドにはroot権限が必要です。
上記コマンドでマウントが成功すれば、/media/にisoファイルの中身が展開され、ファイルアクセスが可能となります。

isoファイルのアンマウント

最後に、使い終わったisoはアンマウントしておきましょう。
アンマウントは通常のアンマウント手順と全く一緒です。

$ umount /media/

mountコマンド同様、umountコマンドにもroot権限が必要です。
以上でアンマウントが完了です。

おわりに

トラブル時や設定変更時など、インストールメディアが必要とされるケースが考えられます。
yumやaptitudeが使える環境だとあまりありがたみがないですけど、邪魔になるものでもないので、一手間加えていざというときに備えてはいかがでしょうか。

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