ファーストサーバー社の新しいホスティングサービス、Zenlogic へ concrete5.7.4.2 までのインストールの確認が出来ました。
PHP の mbstrings の設定を変更して頂く必要がありますが、.htaccess でちょちょいと変更していただくだけで設定が可能です。
*この記事は 2015/5/26 時点のものです
*この記事は concrete5.7.4.2 で動作確認を行っています
*動作確認は Zenlogick「ホスティング 1vCPU/1GB、100GB」で行いました。
最新版
この記事は、concrete5 日本語公式サイトに掲載するために書いたチュートリアルです。最新版は下記で公開しています。
準備
FTP や MySQL などの準備
- FTP アカウント設定
- MySQL データベースの設定
- phpmyadmin インストール
をコントロールパネルから行いましょう。
上記は、普通にコントロールパネルから、パスワードなどを設定していきます。パスワードは堅牢なものにして、全て違うパスワードを使うようにしましょう。
phpMyadmin: concrete5 専用の MySQL ユーザーを作成
そして、phpmyadmin を使って concrete5 インストール用の MySQL データベースを作成します。できれば、ユーザーは root ではなく、concrete5 専用のユーザーを作成するようにしましょう。
- phpmyadmin に root ユーザーでログイン
- タブメニューから ユーザー を選択
- ユーザーを追加する を選択
- ログイン情報を入力
- ユーザー名は任意の
- ホストはプルダウンから「ローカル」を選択 (* 今回はローカル想定なので)
- パスワードは堅牢なものを作ってください。
- 「同名のデータベースを作成して全ての特権を与える」をチェック
これで準備完了です。
concrete5 をダウンロード
concrete5 をダウンロードし、FTPにアップします。
ただ concrete5 のFTPへのアップロードは、結構時間がかかるので、PHP ファイルを使って、ブラウザから一発でダウンロード & 解凍できるプログラム「concrete5 CMS Simple Downloader」があります。
concrete5 CMS Simple Downloader を使う
- こちらから c5download.phpのZIPファイルをダウンロードして解凍
- 「c5download.php」ファイルをFTPサーバー上にアップ。concrete5 を走らせたいディレクトリに配置してください。ドメインルートをご希望であれば「default」フォルダ配下などに配置してください。
- ファイルを直接ブラウザから訪問してください
- concrete5.x.x.x.zip というファイルがダウンロードされます
- concrete5.x.x.X というフォルダが作成され、そのフォルダに一旦ファイルが解凍されたあと、元々アップされたフォルダに展開されます。
- ZIP ファイルや、解凍時に作られたフォルダ、そして c5download.php を必ず削除してください。
Zenlogic では、2015/5/26 時点で、PHPからのサーバー書き込みが許可されているので、上記作業をシームレスに行うことができます。
何度も繰り返しますが、c5download.php をサーバー上に残しておくと、だれでも concrete5 ファイルをダウンロード&解凍できてしまう危険なファイルですので、一時的な使用のみにしてください。
.htaccess の設定
FTPでアクセスして、.htaccess ファイルを作成し、下記のコードを入れてください。
php_value mbstring.translation off
concrete5 インストールの開始
準備が整いました。
Zenlogick 上の concrete5 サイトにブラウザから訪問し、画面に従って、インストール作業を進めてください。
以上