脆弱性診断などで、JSライブラリのバージョンをクライアントから聞かれることがあるので、GitHub で調べる方法を書いておきます。
STEP 1: 調べたいライブラリのファイルを GitHub で開く
- GitHub の Concrete CMS のプロジェクト に訪問する
- ファイルを辿って調べたいファイルを開く
- JS ファイルは
concrete/js
配下を見る - 例: jQuery の場合は
concrete/js/jquery.js
- JS ファイルは
STEP 2: 目的のバージョンを選択する
Concrete CMS での jQuery 補足話
v8.5.x のバージョンは 1.12.2 問題ないらしい (2022年末時点)
ちなみに、Concrete CMS 8.5.x まで、多くのバージョンで jQuery 1.12.2 を利用しています。
jQuery の後のバージョンで、非常にまずい脆弱性が見つかっているのですが、1.12.2 は脆弱性の穴が開く前のバージョンらしいとのことです。
もちろん、他の脆弱性が見つかるかもしれないので、この見解は古くなる場合があります。
v9 のjQuery バージョン
Concrete CMS Version | jQuery Version |
---|---|
9.0.0~9.1.3 | 3.6.0 |