concrete5 でシステム拡張をしているパッケージを入れている際、アップグレード時にエラーが出るときの回避方法 (8.4.x~8.5.) #PHP

超レアケースですが・・・。

concrete5 にエンタープライズアドオンの、マルチステップワークフローアドオンなど、システム部分で大幅な拡張を加えているパッケージを入れている場合、コマンドラインツールからのアップグレードでコケてしまう場合があります。

コマンドラインツールではパッケージのファイルを見に行かないということになっているからです。

アップグレード中に

Class Concrete\Package\MultipleStepWorkflow\Permission\Key\MultipleStepWorkflowStepKey does not exist

とパッケージ中のクラスが存在しないからアップグレードできないというエラーでこけてしまいます。

その場合、コアのファイルを修正して、アップグレード中はパッケージも見るようにします。

/concrete/src/Foundation/Runtime/Boot/DefaultBooter.php

        if (!$this->app->isRunThroughCommandLineInterface()) {
            return $this->bootHttpSapi($config, $app);
        }

ここを

/concrete/src/Foundation/Runtime/Boot/DefaultBooter.php

        if (!$this->app->isRunThroughCommandLineInterface()) {
            return $this->bootHttpSapi($config, $app);
        } else {
             $this->initializePackages($app);
         }

に書き換えてアップグレードを再試行してください。

最終的な解決策はどうしようか PortlandLabs には報告し、どうしようか相談中。