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Slack経由でNotionナレッジをChatGPTっぽく回答したい

Last updated at Posted at 2023-11-30

こんにちは!株式会社Hubbleの藤井と申します。今回 Hubble Advent Calendar 2023と題して、初のアドベントカレンダーに挑戦することとなりました。Hubbleのサービス開発の裏側で、どんなことをしているの?が少しでも伝わると良いなと思います!

Notion x OpenAI x Slack

HubbleではナレッジデータベースとしてNotionを活用しています。

ドキュメント文化の啓蒙活動を日々定期的に行っており、情報の属人化を防ぐ事を目指しています。とはいえ、日々多忙な業務の中で、ドキュメント化するのも簡単ではなく。。。ということで、ドキュメント化することの大切さをより実感してもらうために、エンジニアとして何か貢献できないかと思い、本記事で紹介するような取り組みを行いました。

  • Notionで貯めたナレッジをChatGPT風に問い合わせができるようにする
  • Slackコマンドとして提供することで、自らナレッジを探す習慣を形成
  • 業務内の疑問がすぐに解消できる体験を提供
  • Notionでナレッジを貯めることの大切さを実感してもらう

本記事では簡単なシステム構成と、実際に運用してみた感想を述べています。(詳細な実装方法に関しては後ほど公開予定、、、)

システム構成

  • Azure Subscription
  • OpenAI (社内データを扱う際はAzure OpenAIの使用をお勧めします。)
  • CognitiveSearch (今回はデータをCognitiveSearch内に格納しました。)
  • Notion API (Notionから記事データを取得します。)
  • AWS (Notionからの記事取得等はLambdaを定期実行することによって行いました。)
  • Slack, Github…等

スクリーンショット 2023-10-13 10.33.09.png

構成は大まかに上記のようにしました。

Notionにはナレッジ以外にも個人のメモ等、検索対象にされたくないものもあるのでNotion Databaseに随時登録してもらうスタイルを取りました。

スクリーンショット 2023-10-13 10.38.03.png

結果として以下のようなものが出来上がりました!

スクリーンショット 2023-11-30 16.59.11.png

ぱちぱちぱち。👏

まとめ(感想)

Hubble社でも実験中で、まだまだ運用が軌道に乗っているとは言い切れませんが、作ってみて感じたことをざっとまとめます。

  • 作った時の周りの反応は気持ちいい(すげーーー)
  • Slackのチャンネルが汚れる(専用チャンネルを作ることになりましたw)
  • ChatGPT周りはアップデートスピードが尋常じゃないので、もっと簡単に作れるようになるかも?
    (Notion X OpenAIもありますが、Notion Database経由で登録データを管理できることはメリット)
  • 結局何を作っても、運用力が全て(啓蒙活動頑張ります。。)

Hubbleでは、こんな感じで色んな技術に挑戦したり、何かを作ってみたり、、、と自由に開発できる環境が揃っております!第二回目の投稿は、Hubbleが誇るAngularマスター @KOHETs です!

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