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Autoscalingを利用した簡単自動復旧構成

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あらまし

AWSでは可用性を高める為、オートスケーリングを基本的に利用すること(=Multi-AZ)がベストプラクティスです。

とはいえ

オートスケーリングにはスケーリングの構想(発火する為の監視の値など)が必要だったり、CLBや最低2台のインスタンス費用浦島コンテンツ対策などなどなど、考えることが多過ぎてなかなか自社の構築部隊の頭を縦に振らせる提案ができないという難点があります。

また、費用の点でも単純に倍に増えるので、お客様からもまず省略できないかと言われてしまう場所でもあります。

なるべくお金をかけない自動復旧構成

案はこうです。

オートスケーリンググループで最小インスタンス台数、最大最小スケールインスタンスを全て1にしてしまう

これであれば必要なのは+CLBの費用だけで済み、インスタンス障害時にはオートスケーリンググループから新しいインスタンスが立ち上がり
サービスの停止を最低限で済ませることができます。

実際にやってみた

細かい設定はドキュメントを見ながらして欲しい。
肝なのは「希望する容量」「最小」「最大」の項目をすべて1にすること。
あとは普通にオートスケーリンググループを作るだけ。
【Auto Scaling グループ】
01.JPG
疑似障害として、インスタンスを停止する。
06.JPG
新しいインスタンスが立ち上がった!!
07.JPG
ロードバランサ―にもしっかり紐づいております。
08.JPG

さいごに

この構成であればAWSフルマネージドで自動復旧構成が組めるので便利ですね。
ただ、基本的にAMIから復旧させるのでコンテンツディレクトリはEFSを使うなど+αが必要になってくると思います。
構成自体は大したことありませんが、お値段お安く、コスト以上にメリットがある設定なので一度は試してみてはいかがでしょうか。

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