#DirectX Raytracing とは
DirectXにレイトレーシングを取り入れるAPIセット。以下の動画に見るように、クソリアルなレンダリングがリアルタイムで可能になる。現在、BattleField V や Shadow of Tomb Raider でサポートされるだろうとNvidiaはアナウンス。
詳細はこちら
「Windows 10がついに「DirectX Raytracing」(DXR)をサポート――本日公開のOctober 2018 Update
#要件
##OSは「Windows10 October 2018 Update」以降
DirectX Raytracing(DXR)がWindows10 October 2018 Updateで使えるようになったらしい。しかしこのUpdate、MyDocumentの一部のファイルを消すことがあるらしい事が報告され、Updateの公開は一旦中止された。手動インストールも Aplil 版に差し戻されたとの事。ちなみに私のWindows10は、Oct 2018に更新済みだが、MyDocuments のファイルも紛失してはいない。早々に、対処されたUpdateが公開されることを望む。
参考:
Windows 10 October Updateにファイル消失問題で提供中断
##グラボは「Geforce RTX20系」以降でないとだめ?
公式アナウンスでは、DXRは「Geforce RTX20」のGPUでハードウェアサポートされるとの事。RTXつったら、Geforce RTX 2070/2080 とかハイエンドのグラボ。発売日は10月17日からで、現時点ではまだ発売されていない。
ちなみに自分の環境(Geforce GTX760)で動くのか試してみた。早速DXRのサンプルをダウンロードしてVisualStudio2017 でビルドすると、エラーが出た。どうやら Shader6.0 が必要みたい。Shader6.0は、NVIDIAのMaxwel第2世代以降、「Geforce 900シリーズ」以降となる。つまり「GTX760であるワイのPCじゃDXRは動かない」って事やん。
すらりん日記さんで Geforce GTX1060Ti でDXRのサンプルを動かしてらっしゃるので、グラボがRTX系でなくても、動作する模様。
#おわりに
まだサンプルコードを見ていない。どういう流れで実装されてるのか興味がある。また面倒な初期設定が増えなければいいんだけど、それは無理な話かな。