はじめに
- 普段、回路/基板設計ツールとして、Upverterを使っています。
- PCにインストールする必要がない、WindowsでもMacでも関係なくブラウザさえあればよい、といった利点がありますが、PCBの面つけ機能がありません。
- 他にも足りない機能があるかもしれませんが、当方が直面した課題はコレでした。
- そこで、Upverterで出力したガーバーデータをベースに、他ツールを使って面付けしてみました。
- こちらの記事(gerbvで面付け)を参考にさせて頂きました。
用意するもの
- gerbv
- 作業用PC
- 本記事は、Windowsマシンを使用しています。
面付け手順
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Upverterから、ガーバーデータ(Gerber Format (RS-274X extended))とドリルデータ(NC Drill (Excellon))をダウンロード。
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zip圧縮されているので、それぞれ解凍。
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FusionPCB発注用にファイルを再構成。
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gerbvを使って、各ファイル(外形ファイルのgkoを除く)を面付け&更新。
- File - Open Layerで、ファイル読み込み。
- Edit Layerで、1基板分ずらす。(横方向には13.7mmずつ、縦方向には16.24mmずつ)
- 上記の2手順を面付け分繰り返す。
- File - Export - RS-274X Merge(Gerber)で、面付け後のガーバーデータを出力。
- ドリルデータ(拡張子txt)は、File - Export - Excellon Drill Merge。
- くれぐれも、「RS-274X(Gerber)」や「Excellon Drill」と間違えないように。↑でやった作業がすべて無駄になります。
完成状態
おわりに
- 参考記事を書いた方も述べておられますが、かなり面倒ですね。
- 実行環境を選ばずに回路/基板設計ができるのはいいんですが…(KiCadあたりに乗り換えようかと思っている今日この頃)