Cordovaのプロジェクトを作成していきます。
iOSとAndroidの実行環境を整備します。
##①Cordovaプロジェクトを作成する
http://cordova.apache.org/docs/en/latest/reference/cordova-cli/index.html#cordova-create-command を参考にしてプロジェクトを作成していきます。
CordovaPJの作成
Cordovaのプロジェクトを作成します。
まず、Terminalからプロジェクトを作成したい箇所に移動して、以下のコマンドを実施します。
$ cordova create path [id [name [config]]] [options]
→Creatig a new cordova project.
と出力され、フォルダが作成されます。
プラットフォームの追加
作成したCordovaプロジェクトに移動し、iOSとAndroidのプラットフォームを追加します。
iOSのプラットフォームの追加は以下のコマンドを実施します。
$ cordova platform add ios
Androidのプラットフォームの追加は以下のコマンドを実施します。
$ cordova platform add android[@version]
今回は以下を入力しています。
$ cordova platform add android@7.0.0
##②iOSでの確認
iOSのエミュレータを起動して確認をします。
プロジェクトをビルドするためには、XCodeが必要となります。
コマンドライン用のXCodeをインストール
コマンドライン用のXCodeをインストールするために以下のコマンドを実施します。
$ xcode-select --install
また、コマンドラインでXCodeのライセンスに同意するために、以下を入力します。
$ sudo xcodebuild -license
いろいろ聞かれますが、同意して下さい。
補足)初回ビルドの際、XCodeのコンポーネントがインストールされていませんでしたので、XCodeを起動し、コンポーネントをインストールしました。
エミュレータによる確認をする
iOSのエミュレータを起動し、動作確認をします。
$ cordova emulate ios
##③Androidでの確認
Androidのエミュレータを起動して確認をします。
homebrewを使用します。
JDKのインストール
homebrewでJDKをインストールします。
$ brew cask install java
最新のJDKでないものが欲しい場合は、caskroomのバージョンを確認し、インストールします。
例を以下に記載します。
$ brew tap caskroom/versions
JDK7のインストール
$ brew cask install caskroom/versions/zulu7
補足)前までは「brew cask install java7」でインストールできましたが、JDKのダウンロードにOracleのアカウントが必要になったあたりか使えなくなったみたいです。
パスの設定は忘れずに実施して下さい。
AndroidStudioのインストール
AndroidStudioをインストールします。
こちらもパスの設定は忘れずに実施します。
$ brew cask install android-studio
エミュレータによる確認
AVDを指定してエミュレータを起動します。
$ cordova emulate android
補足)私の環境だと権限の関係でエラーとなりました。そのため、以下のコマンドを実施してから再度、ビルド→エミュレートしました。
$ chmod +x /cordovaプロジェクト名/platforms/android/gradlew
一旦、これでiOSとAndroidでの動作環境ができました。