Dawarich
GoogleMapタイムライン(のようなもの)をセルフホストで動かせるアプリです。
GoogleMapタイムラインからデータをインポートして引き継ぐことができます。
DawarichでGoogle Map タイムラインからインポートする場合
新しいタイムラインについて
2024/06以降の新しいタイムラインに移行している場合、ブラウザのGoogle TakeoutからエクスポートしたデータはTimeline Edits.json
という編集履歴のデータしかエクスポートできません。
インポートする場合
Androidスマホの設定 -> 位置情報 -> 位置情報サービス -> タイムライン -> タイムラインのエクスポート
から、タイムライン.json
をエクスポート
WebUIのImports
でGoogle Phone Takeout
を選択し、タイムライン.json
を選択してインポートしてください。
インストール
docker-composeで簡単にインストールできます。
docker-compose.ymlのダウンロード
ここから構成ファイルを落としてきます。
もしリバースプロキシ or Cloudflare Tunnelなどで外部公開する場合、ホスト名を明示的に許可しないと接続を拒否されます。
次のように変更してください。
64行目、115行目あたり
APPLICATION_HOSTS: localhost,timeline.example.com
ここで許可ホストを追加する際、localhost, timeline.example.comのようにカンマのあとにスペースを入れるとうまくいかないので注意してください。
ファイルを適当に配置して、サービスを上げます。
$ mkdir dawarich
$ cd dawarich
$ docker compose up -d
サービスが立ち上がったら、WebUIにアクセスします。アドレスはhttp://localhost:3000です。
初期ログイン用のメールアドレスとパスワードは次の通りです。
メールアドレス: demo@dawarich.app
パスワード: password
初期ログイン後は右上のメールアドレスが表示されている部分をクリックし、Account
タブからメールアドレスとパスワードを必ず変更してください。
データインポート
Androidスマホの設定 -> 位置情報 -> 位置情報サービス -> タイムライン -> タイムラインのエクスポート
から、タイムライン.json
をエクスポートしてください。
エクスポート後はWebUIのImports
でGoogle Phone Takeout
を選択し、タイムライン.json
を選択してインポートしてください。
サーバーの性能と保存期間によりますが、かなり時間がかかります。
GPSトラッカーアプリとの接続
今回はOwnTracks
を使います。
スマホでアプリを開いたら、環境設定
-> 接続
へ行き、モードをHTTP
に変更します。
URLには、http://<your-dawarich-instance>/api/v1/owntracks/points?api_key=<your-api-key>
の形式で入力します。
実際のURLは、Dawarich WebUIのAccountタブで確認できます。
これでトラッカーとの接続は完了です。
おわり
Googleのタイムラインがブラウザから見えなくなってしまったのでかきまし