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BcCheckerでbaserCMSが設置できるサーバーかどうかを確認する

Last updated at Posted at 2022-06-16

一般的なレンタルサーバーではたいてい問題なくbaserCMSを使用することができますが、自分でサーバーを構築したときや、得体のしれないサーバーを使用せざるを得ないときに、baserCMSが設置できるかどうか不安になることも多いかと思います。

baserCMSの公式サイトのサーバー要件に必要な情報はある程度掲載されておりますが、サーバーの扱いに不慣れだったりすると、調査に時間がかかったりします。

そんなときのために、フォルダを設置してブラウザからアクセスするだけでサーバーがチェックできるツールを作成しました。

想定している対象者

これからbaserCMSを新規導入しようと考えている人

※ただし、今回のツールのDBチェックに関してははMySQL限定です。
それ以外のDBを使用されている方は、独自にDBのチェックをする必要があります。

この記事で紹介すること

BcCheckerの使い方

各項目の説明
 ・基本チェック
 ・DB接続チェック(MySQLサーバー)
 ・メール送信チェック
 ・リライトチェック
 ・モジュールチェック

注意点

BcCheckerの使い方

BcChecker の使い方はいたって簡単です。
zipダウンロードして、解凍し、フォルダの中にある「_cms」フォルダを、テストしたいサーバーのウェブルート(index.htmlなどがおいてある階層)に設置し、ブラウザからアクセスするだけです。

/htdocs/ がウェブルートの場合
/htdocs/_cms/ になるように設置
http(s)://あなたのドメイン/_cms/ にアクセスする。

画像のような画面が表示されます。
bcchecker00.jpg

各項目の説明

基本チェック

・PHPのバージョンやホスト名、フルパスなどが確認できます。

DB接続チェック(MySQLサーバー)

DB接続のためユーザー名、パスワード、DB名などを入力し、「DB接続チェックをする」をクリックすると、phpからDBに接続できるかどうか確認できます。

localhostの場合、サーバーは省略できます。
ポートが3306の場合、省略可能です。

接続に成功した場合、下記のような表示になります。
bcchecker00db.jpg

DBのバージョンや文字コードの情報なども表示されます。
また、mysqldumpコマンドが使用できるかどうかのチェックもでき、チェックが成功すれば、/_cms/フォルダ内にSQLデータのバックアップが取れます。

メール送信チェック

webサーバーからメールが送信できるかチェックします。
成功すると実際にメールが送信されます。
※送信できない場合はbaserCMS側でSMTP設定などが必要になります。

リライトチェック

リライトが許可されているかチェックします。
※許可されていない場合は、サーバー側の調整が必要になります。

モジュールチェック

設定値

phpの設定値を表示します。

必須モジュールチェック

baserCMSが動作するのに必要なモジュールをチェックします。
足りない場合は、サーバー側の調整が必要です。

PHPインフォ

php インフォが表示されます。

注意点

こちらのツールは、サーバーの状態が簡単に確認でき、ブラウザからDBに簡単にアクセスできてしまうため、チェックが終わったら、サーバーから速やかに削除してください。

まとめ

上記のチェックで、baserCMSが使用できるサーバーかどうかは一通りチェックができますが、絶対安心というわけではないので、
念の為に、サーバーのお試し期間などを使って、実際にbaserCMSを設置して動作確認できのが理想です。

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